先週行われたF1のヘレス合同テストでの総合結果をまとめた。
全体トップは3日目にフェリペ・マッサ(フェラーリ)が記録した1分17秒879。続いてキミ・ライコネン(ロータス)の1分18秒148、総合3番手にはフォースインディアのシート獲得を目指すジュール・ビアンキが入り、2012年王者のセバスチャン・ベッテルは1分18秒565で全体の5番手タイムに終わった。
まだ、この結果表で今年の勢力図を判断するのは早いが、ロータス勢が2人とも1分18秒前半の好タイムを記録しているのが目立つ。4日間通して大きなトラブルに見舞われることなく順調にプログラムをこなしたロータス勢。ライコネンも「今回の走りだしには満足している」と評価も高い。昨年以上に手強い存在になりそうだ。
一方、思ったほどタイムが伸びて来なかったレッドブル陣営。昨年同様に開幕戦は苦戦が強いられるのではないかと不安に思っているファンも少なくないだろう。テストを終えたベッテルは「まだヘレスの結果で判断するのは早い。次のバルセロナあたりで各チームの戦力状況が見えてくると思う。もちろん我々も片付けなければいけない宿題も多いから、バルセロナまでにきっちり準備して行きたい。」とコメントしている。次のバルセロナテストで本領発揮となるのか?注目が集まる。
そのバルセロナ合同テストは2月19日(火)〜2月22日(金)の日程でスペインのカタロニア・サーキットで行われる。
『記事:吉田 知弘』
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