【F1】メルセデスが2014年からウィリアムズにパワーユニット供給が正式決定

©WilliamsF1
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現地時間の30日、F1に参戦する名門チーム「ウィリアムズ」が、メルセデスエンジンとパートナー契約を結び、2014年からパワーユニット(エンジン+エネルギー回生システム)の供給を受けることを発表した。

ウィリアムズは2012年から過去5度のコンストラクターズチャンピオンを獲得したルノーエンジンを使用。昨年のスペインGPではパストール・マルドナードがチームに7年半ぶりの優勝をもたらした。しかし今年は開幕戦から艇名が続いており、第6戦モナコGPを終了して最高は11位とまだポイントがない。

そんな中、来年からエンジンルールが大幅に変更される機会を利用して、近年では実績のあるメルセデスのパワーユニットを使用することを決めたようだ。

現在、メルセデスエンジンを使用しているのはワークスであるメルセデスAMG、マクラーレン、フォースインディアの3チーム。そのうちマクラーレンは先日2015年からホンダ製のパワーユニットを使用することが発表されたため、メルセデスとのパートナーシップは来年までとなる。

1969年から続く名門ウィリアムズチームの歴史の中で、メルセデスとタッグを組むのは初めての事。来季の彼らの走りが今から楽しみだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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