【F1】2013第16戦インドGP:ベッテルが初日トップ。4年連続チャンピオン獲得へ好発進

©Pirelli
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 2013年のF1世界選手権も残すところ、あと4戦。そのうちの一つである第16戦インドGPが25日(金)に開幕。初日のフリー走行が行われ、午前の1回目、午後の2回目ともにセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップタイムを記録した。

 週末を通して安定した天候になる予報も出ており、この日も晴天に恵まれたブッダ・インターナショナルサーキット。しかし気温は30℃と日本GPより暑いコンディションでのレースウィークになりそうだ。

 そんな中で走り出しから好調だったのがレッドブルチーム。1回目からベッテルとマーク・ウェバーでワン・ツーを奪うと、午後の2回目ではベッテルが1分25秒722までタイムを伸ばし、ここでもトップタイムを記録。2位には午前同様にウェバーが1分26秒011で続き、チャンピオンチームが好発進をみせた。3位には、ここ数戦で目覚ましい活躍を見せているロメイン・グロージャン(ロータス)がつけた。一方、ここで2位以内に入らないと逆転チャンピオンの可能性がなくなってしまうフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はトップから0.7秒遅れの5位に終わった。

 ここインドでは2年連続ポール・トゥ・ウィンを飾っているベッテル。ここで5位以内に入れば史上最年少で4年連続チャンピオンを決定させることになる。明日の予選、決勝とどのような走りをみせてくれるのか?非常に楽しみな週末になりそうだ。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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