鈴鹿ファン感の初日最後のイベントは、「夏の鈴鹿」を思い出させるような夕方・夜間のレーシングカー、バイクのデモ走行だ。
まず、夕暮れが迫った鈴鹿サーキットに登場したのは鈴鹿8耐のバイク。東コースを舞台に8周のトワイライトデモランが行われた。
ピットアウトしメインストレートに集まった8耐バイクは、実際の鈴鹿8耐同様「ル・マン方式」で、本番同様にカウントダウンとともにスタート。8耐を知っているファンは10秒前から手拍子をして、夏の鈴鹿と同じようにライダーを送り出した。
わずか8周のデモレースだったが、途中はライト点灯のサインも出されるなど、ファンにとって、季節的にはまだ寒いが真夏の鈴鹿8耐の類似体験をすることができる時間となった。
8周のデモレースを終えチェッカーを受けると、今度は4輪のSUPER GTマシンがコースイン。今度は8月に行われるSUPER GT第5戦鈴鹿1000kmレースのトワイライトデモが、同じく東コース8周で行われた。
今回登場したのはGT500のNo.12カルソニックIMPUL GT-R、No.38ZENT CERUMO SC430、No.100RAYBRIG HSV-010、No.62R&D SPORTS LEGACY B4(2011年モデル)の4台。
逆にこちらは、8耐などの観戦経験が長い2輪ファンにとって、バイクよりも速くメインストレートを駆け抜けるSUPER GTマシンが新鮮に見えたはずだ。
8周のデモ走行を終え、チェッカーフラッグ。その頃の鈴鹿サーキットは夕闇に包まれ、8耐のバイクも再びコースインし、こちらもレース同様にヘッドライト点灯の状態でウイニングランを披露。
そして、夏の鈴鹿名物となっている花火も打ち上げられた。
こうして予想以上の大盛況に終わった鈴鹿ファン感初日。風が強く肌寒い一日となったが、来場者は30,000人を記録。帰りは周辺道路が渋滞する混乱もみられたが、それだけ多くのファンが本格的なシーズを前にしたイベントから集まってくれた。
この鈴鹿ファン感は明日(4日)も行われ、初日同様に見どころが盛りだくさんとなっている。
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