【FormulaNippon】第3戦オートポリス(予選):塚越広大が今季初PPを獲得!

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2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの第3戦オートポリスが大分県のオートポリスインターナショナルサーキットで行われ、塚越広大(DOCOMO DANDELION RACING)が1分28秒523で今季初のポールポジションを獲得した。

26日(土)14時00分から開幕戦鈴鹿と同じノックアウト方式で始まった公式予選。前回もてぎで激しい優勝争いを演じたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がQ2で脱落するなど、ここ2戦で上位に食い込んでいたドライバーが下位に沈む中、3つのラウンド全てでトップタイムを記録した塚越。ちょうど昨年のオートポリス戦で初PPを獲得して以来、自身2度目。

昨年のオートポリスではポールポジションからのスタートを上手く利用できず3位表彰台。明日の決勝では、悲願の初優勝を目指す。

2位には最後の最後でタイム更新を果たした山本尚貴(TEAM 無限)が入ったが、予選後の車検でウイングが規定の位置についていなかったことが判明、国内車両規則フォーミュラ第13章2.10.1(ウイング高越)違反により予選タイム全てが抹消された。これにより松田次生(TEAM IMPUL)が繰り上がりで2位、同じく大嶋和也(Team LeMans)が3位となった。

シリーズ2戦を終えて、ランキングトップ争いに絡む中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)は7位、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラは8位、アンドレ・ロッテラーは12位と優勝候補のドライバーが揃って不振に終わった。

注目の決勝レースは27日(日)14時30分から、54周で争われる。
強豪が下位に沈み、初優勝のチャンスがさらに大きくなった塚越を中心に、今回もスタートからゴールまで目が離せないレースになりそうだ。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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