【FormulaNippon】第4戦富士が開幕、フリー走行はJP・デ・オリベイラがトップ

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約1ヶ月ぶりとなる国内ビッグレースとなるフォーミュラ・ニッポン第4戦富士が開幕。予選日が行われる14日(土)から久しぶりの国内レースを楽しみにしていた熱心なファンが来場。早速、午前8時45分からフリー走行が行われた。

舞台となる富士スピードウェイ周辺を含む静岡県御殿場地区は、数日大雨に見舞われており、天候が回復した今日も、ウエットコンディションでフリー走行がスタート。全車1ヶ月ぶりの走行ということで、チェック走行のために積極的に周回を重ねた。

セッション後半になるにつれ、路面も乾き、ドライタイヤを装着して予選のシュミレーションを兼ねたタイムアタックを行っていた。

トップタイムをマークしたのはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)で1分25秒999。今季はまだ未勝利だが、昨年ポールポジションを獲得した富士で、タイトル争いへ繋がるポールポジションと勝利を獲得したいところ。そのオリベイラとは0.006秒差の2位タイムだったのがアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)だ。昨年もオリベイラと予選で同タイムながら計測したタイミングの関係上、2位グリッドとなってしまった。今回はそのリベンジとなる素晴らしい走りに期待したい。

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また前回オートポリスで初優勝を果たし、今回は始めての赤ランプ(OTS)でレースに臨む塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、1分26秒897で7位だった。しかしトップとの差は0.898と予選では上位に食い込んでくる可能性は十分に高いだろう。

そして、今回の富士と第5戦もてぎにスポット参戦が決まった中山友貴(HP REAL RACING)もフリー走行から積極的に走行した。
5月に行われたSUPER GT第2戦富士でポールポジションを獲得。その実績を手にFN第2戦もてぎで関係者に直談判、その努力が実って今回2戦のみのチャンスが与えられた。

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フリー走行を終えた中山は「とにかく楽しみで、走り出しは凄く気分もよかったです。まずはチームメイトに負けないようにしっかり走って、出来れば表彰台にあがりたいですね。」と意気込みを語ってくれた。

先ほどのフリー走行ではマイナートラブルがあり思ったほど走りこみはできなかったものの、15位タイムをマーク。まず予選ではQ2進出できるかどうかが楽しみだ。

注目の予選は午後2時10分からノックアウト方式で行われる。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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