【F1日本グランプリ】ヒトコマ集(2):木曜ドライバーサイン会 編

大盛況だったF1日本グランプリの様子を改めて振り返る「ヒトコマ集」
今回は、第2弾!10月4日(木)の午後に行われたドライバーサイン会の様子を振り返っていこうと思います。

F1韓国GPやWEC富士が始まっていますが・・・
特に現地に行けなかった人は、こちらで「鈴鹿に行った気分」になっていただければ幸いです!

ヒトコマ集(1):木曜ピットウォーク&コースウォーク編

【13時15分】
 

大盛況のうちに午前中のピットウォークが終了すると、夕方に行われるドライバーサイン会の参加権をかけた抽選結果が発表!朝、GPエントランスで配布されたピットウォーク参加証に書かれている整理番号をもとに抽選が行われました。「サイン会に参加できるかも!?」と大きな期待を抱いて、いざ当選番号が書かれたボードへ。

 

「あぁ〜、外れた〜。」
残念!でも、抽選に外れた方もグランドスタンドからサイン会の様子を眺めることができるので、悔しいかもしれませんが、憧れのドライバーに会いに行きましょう!

【14時00分】
 

ここからGPスクエア周辺はお昼休みモード。今年はF1観戦券にモートピアパスポートが付いているため、この時間を使って場内の各アトラクションを楽しむファンも。特に今年7月にオープンしたレーシングシアターは大人気!一足先に鈴鹿サーキットを“ドライバー目線”で疑似体験を楽しむファンが多かったですね。

【14時30分】
 

一方、パドックでは各チームがメディア向けの囲み取材の時間を設け、各ドライバーが今週末のレースに向けて意気込みを語りました。

【15時00分】
 

こちらは木曜プレスカンファレンスの様子。この日はポール・ディ・レスタ(フォースインディア)、小林可夢偉(ザウバー)、セルジオ・ペレス(ザウバー)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が参加。ちょうど日本グランプリ開幕の前週に、ペレスのマクラーレン移籍、ハミルトンのメルセデスAMG移籍が発表され、各国メディアも2人のコメントに注目。また母国GPを迎える可夢偉は「マシンとの相性が一番良いコースだから自信はある。」と、この時はやや控え目な感じで意気込みを語っていました。

【16時00分】
 

そして、いよいよ待ちに待ったドライバーサイン会!
今年も全ドライバーが参加。開始前からグランドスタンドは熱心なF1ファンで埋め尽くされ、1年ぶりに鈴鹿に帰ってきたドライバーたちを歓迎しました。この雰囲気にドライバーたちも嬉しくなり、予定を大幅に超えて会場に残り、時間の許す限りファンにサインをするドライバーの姿も。走行セッションを翌日に控えたドライバーと、この日を楽しみに1年間過ごしてきたファンが、お互い“笑顔”で交流した瞬間でした!

【16時15分】
 

まず前半戦に登場したドライバーの中で印象的だったのがキミ・ライコネン(ロータス)。日本にもファンが多く、彼が鈴鹿に帰ってくるから今年F1観戦に行ったという方も多かったと思います。(私を含め)サイン会で笑顔を見せてくれるかと思いきや・・・いつも通りのライコネンがそこにいました。用意されたテントに座ると、差し出されるグッズに淡々とサイン。このオーラには目の前のファンも声をかけることができず(笑)。予定人数へのサインが終わると、足早にピットへ・・・。嵐のように来て、嵐のように去っていったライコネンでした(笑)

【16時35分】
 

後半戦に突入すると、上位チームのドライバーも登場。こちらは昨年の日本グランプリ覇者であるジェンソン・バトン(マクラーレン)。長年、日本のチーム(ホンダ)でレースしていたということもあり、彼にとって日本は第二の故郷と言っても良い存在。ファンに一人一人に笑顔でサインをしていました。

 

すると。そのバトンの様子をテントの後ろからiPhoneで撮影する一人の女性が。バトンの交際中の道端ジェシカさんです!
最初は控え目に後ろの方で眺めていたのですが、隣にいたルイス・ハミルトンが先にサインを終えて空いた座席になんと着席!バトン&ジェシカのツーショットでサイン会(後半)がスタートしてしまいました!この暖かいファンの雰囲気にジェシカも嬉しかったのか、ファンのリクエストにも快く応えてサインをするなど、終始笑顔が絶えませんでした!

 

最後は2人で仲良く手を振ってピットへ。ありがとうございました!

【16時45分】
 

グランドスタンドでのドライバーサイン会が盛り上がっている中、メルセデスAMGのホスピタリティではミハエル・シューマッハが登場し記者会見。ここで今季限りでの現役引退が表明されました。その直前にサイン会を済ませていたシューマッハ。とてもご機嫌で、会場を後にする際も「皆さん、良い週末を!」と笑顔で挨拶していった直後の出来事。突然のことで、実感が沸かなかったファンも多かったと思います。

【17時00分】
 

サイン会も終盤に突入。最後は2011年チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)やザウバーチームの2人も登場。予定の人数が終わると、自らスタンドへ歩み寄り、この日を楽しみにしていたファンに笑顔でサインをしていました。

 

こうして、木曜日のファンイベントは大盛況のうちに終了。まだマシンの走行も行なっていない木曜日から多くの笑顔に包まれた鈴鹿サーキットでした。

いかがだったでしょうか?
今年のF1日本グランプリを“完全ファン目線”で振り返ったヒトコマ集。まずは木曜日編をお送りしました。

 

特に今年は現地に行けなくて、ご自宅で悔しい気分で過ごされたというファンの皆さんは、これを見て「現地に行った気分」になっていただければ幸いです。

【F1日本グランプリ】ヒトコマ集(3):金曜フリー走行編 はこちら!

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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