【鈴鹿ファン感】雪の中でも大盛況!星野、中嶋、琢磨らがF1マシンをデモ走行

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初日の鈴鹿ファン感で一番の注目イベントは、やはりF1のデモ走行かもしれない。お昼休みのピットウォーク&グリッドウォークが終わり、午後からはいよいよF1のデモ走行。

朝から降り続けている雪は回復することなかったが、直前に2018年までのF1日本グランプリ開催継続が発表されたこともあって、ファンやドライバーからは笑顔が見られた。

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鈴鹿でのF1日本グランプリは今年で25回目の記念大会になることもあり、合計8台のF1マシンが登場。その中でも今回の目玉マシンであるティレル019は一番注目を集めていた。それに乗り込む中嶋悟氏は1990年当時に使用していたレーシングスーツで登場。今までキャメルロータスの黄色いスーツでイベントに参加していることが多かったため、新鮮な印象を与えた。

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残念ながら彼の次男である中嶋大祐が乗り込んだロータス101はマシンの調子が良くなく走行を断念したが、鈴木亜久里が乗り込んだラルースLC90や中野信治が乗ったフェラーリF2003などが満員で埋め尽くされたファンの前で元気な走行をみせた。

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その後、“元祖日本一速い男”の星野一義氏、“日本人初のフルタイムF1ドライバー“中嶋悟氏、そして現在もインディやスーパーフォーミュラで活躍する佐藤琢磨の3人が登場。「1987年F1に衝撃」と題して、初めて鈴鹿にF1がやってきた時のエピソードなどを披露した。

その後、星野氏はウィリアムズFW11、中嶋氏はティレル019、琢磨はマクラーレンMP4/5に乗り込み、3人同時のデモ走行がスタート。この豪華なメンバーによるデモランとあって、サーキットはこの日一番の盛り上がりをみせた。

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しかし、肝心の天候は回復せず雪が舞う中でのデモ走行だったが、3人ともコースアウトしないように安全に走りつつもストレートではアクセル全開にするなど、懐かしいF1サウンドを響かせた。

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走行が終わり、マシンを降りた3人は満面の笑みを見せ、本人たちも楽しんでいた様子。明日も3人は鈴鹿ファン感に登場予定で、琢磨はスーパーフォーミュラRd.0に参戦する他、中嶋氏と星野氏は鈴鹿でのファンイベントでは恒例となった「夢のF1対決」が今回も開催されるなど、見どころ盛りだくさんだ。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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