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【鈴鹿ファン感】F1マシンやWGPバイクも再び鈴鹿を激走!2日合計で43,000人が来場し閉幕
- 2013/3/3
- モータースポーツファン感謝デー, 鈴鹿サーキット
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3月2日に開幕した鈴鹿ファン感も、あっという間にフィナーレの瞬間を迎えた。晴天に恵まれ前日を上回る23,000人が訪れた2日目。一番のメインイベントであった星野vs中嶋のF1対決終了後には、1日目にも登場したエディ・ローソンが再びWGPバイクや鈴鹿8耐を行った。
昨日とは打って変わりドライコンディションに恵まれた2日目は昨日抑えていた分もと言わんばかりの全開走行を披露。「2周なんて少なすぎる。もっともっと走っていたいくらい乗っていて楽しいし、ファンの声援も嬉しい」と満面の笑みをみせた。
今年の鈴鹿ファン感最後のイベントは往年のF1マシンによるデモ走行。昨日同様にラルースLC90やティレル019、フェラーリF2003にロータス97Tなどが登場した。実は昨日も走行予定だったロータス101はマシンの調子が良くなく走行を断念する予定だったが、ギリギリのところで走行可能になり中嶋大祐が1989年に父が駆っていたマシンで鈴鹿サーキットを駆け抜けた。
しかし逆に調子が悪くなってしまったのが2003年のチャンピオンマシンであるフェラーリF2003。昨日も小雪が舞うコンディションだったにも関わらず元F1ドライバーの中野信治が乗り込んで全開に近い走行を披露、今度はドライコンディションだったため甲高い“フェラーリサウンド”を楽しみにしていたファンも多かったが、残念ながらスタートできずにピットレーンにマシンが押し戻されてしまった。
こうして、あっという間に2日間のイベントが全て終了。最後はエディ・ローソン、星野一義、中嶋悟、佐藤琢磨など参加したドライバー・ライダーがそれぞれのマシンで再びコースに登場。最後はホームストレートに整列し、グランドスタンドに集まってくれたファンに笑顔で挨拶。そして最後の最後でデモランが出来なかったF2003が何とかエンジンがかかり、1周のみだったがファンの前に元気な姿をみせた。これにはグランドスタンドで走行を楽しみにしていたファンから拍手が沸き起こった。
こうして閉幕を迎えた2013年の鈴鹿ファン感。2日間合計の総来場者数は43,000人。今週末は2018年までF1日本グランプリ開催延長が決定するなど、不況により暗い状況が続いていたモータースポーツ界に明るい話題が飛び込む良い週末だった。
これを機にSUPER GTやスーパーフォーミュラ、D1、スーパー耐久、2輪の全日本ロードレースなど、続々とシーズン開幕を迎える。鈴鹿サーキットをはじめ、国内の各サーキットで昨年以上に盛り上がり、来場者が増えるシーズンになることを願いたい。
『記事:吉田 知弘』
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