【F1】2013第6戦モナコGP:抜けないコースを上手く利用できるか?予選に強いメルセデスAMG

©Pirelli
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2013年のF1第6戦モナコGP。いよいよ日本時間の25日(土)21時から決勝のスターティンググリッドを決める公式予選が行われる。注目はやはり、予選で今季絶好調のメルセデスAMGチームだろう。

ここまで5戦を終了し、3戦でポールポジション(予選1位)を獲得し、1周の“速さ”では群を抜いており、23日(木)行われたフリー走行でもニコ・ロズベルグが1分14秒759でトップ。同僚のルイス・ハミルトンも2番手につけ、今週末も出だしから好調だ。

©MercedesAMG
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しかし決勝ではタイヤマネジメントに苦しみ、すぐに後続のマシンに抜き去られてしまう。この課題については前回スペインGPでも同様となってしまったが、コース幅が狭く追い抜くポイントが皆無に等しいモンテカルロ市街地コースでは予選で前に出たマシンが絶対的に有利。そのため、今回も予選でフロントロー(最前列)を獲得できれば、優勝のチャンスは大きく広がってくるのではないかと言われている。これまでは“脇役”扱いとなってしまっていた2人だが、今回のモナコでは主役に踊り出ることが出来るか?この後行われる予選の走りから目が離せない。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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