ドリフトの技を競うD1グランプリの2013シーズン第2戦が25日(土)に三重県の鈴鹿サーキットで開幕。初日から大勢のドリフトファンで賑わった。
2006年から同地で開催が始まり、今年で早くも8回目。昨年から審査区間を逆バンクから1・2コーナーに変え、F1などでも“難しい”と言われる複合コーナーを時速200km以上のスピードで進入、クルマを横に向けた「ドリフト状態」を2コーナー出口まで維持していかなければならない。
今日は26日(日)の決勝ラウンドに進出する8枠を競う予選。1台ずつが出走し、その審査ポイントで順位を決める方式で行われ、39名がエントリー。その中でも内海彰乃が100点満点中、99.91という素晴らしいスコアを叩きだしトップ通過。SUPER GTで活躍する谷口信輝、織戸学らも順当に明日の決勝ラウンドにコマを進めた。
しかし、他のコースとは異なり高速でドリフト状態を維持しなければならない鈴鹿の1・2コーナーはまさに難攻不落。2012年王者の熊久保信重をはじめ、野村謙、片岡龍也といった常にD1の上位に立ち続けてきたドライバーが相次いでコースアウト。大きな減点対象となり、まさかの予選敗退となってしまうなど波乱の一日となった。
明日はシード選手16人も加わって、計24人で優勝が争われる。
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