【SGT】2013第6戦富士: 今季2度目の表彰台でKEIHIN HSV-010がランク5位浮上

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©KANSENZYUKU

 7日に決勝が行われたSUPER GT第6戦富士。70kg以上のウェイトを積む上位陣が苦しんでいる中、ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)が優勝。彼らと最後まで優勝争いを演じたKEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘)が2位に入った。

 8番グリッドからスタート。序盤は中団グループの中でレースを進める展開となったが、後続でクラッシュが発生した影響で21周目にセーフティカー導入。このタイミングで多くのGT500車両がピットインしドライバー交代を済ませた。この時にチームのメカニックは素早い作業で17号車を送り出し、レース再開時には4番手に浮上。その後ZENT CERUMO SC430(立川祐路)を抜いて3位にあがると、前にいたREITO MOLA GT-R(関口雄飛)はペナルティにより後退。SC時に唯一ステイアウトしたトップのD’Station ADVAN GT-R(安田裕信)はピットインがどこかのタイミングで必要なため実質的なトップに浮上した。

 2010年のSUGOラウンド以降、優勝争いに加わるも勝つことが出来ていなかったケーヒンHSV。久々に転がりこんできたチャンスにスタンドで見守るHondaファンの応援にも力が入った。しかし、後ろから追い上げてきた立川にトップを奪われ2位後退。その後も塚越が意地で食らいつき、しばらくは1秒以内の接戦が続いたが、結局抜くまでには至らずチェッカーフラッグ。開幕戦岡山以来となる2位となった。SC導入で混乱し、さらに後半は雨が降ってくる大荒れの展開。その中で2位を勝ち取った塚越と金石は、このようにレースを振り返った。

塚越広大(Hondaリリースより)
「予選の結果はあまりよくありませんでしたが、セーフティカーランのタイミングでピットインをした際、チームがすごくいい仕事をしてくれて、ポジションを上げることができました。最終的には2位で、勝てなかったことはすごく悔しいですが、開幕戦以来、ここまで表彰台に上れなかったことを思えば、満足のいく結果だといえます。また、チャンピオンシップの面でもすごくいいポジションにいるので、残り2戦も全力で戦っていきたいと思います。もう、2位は必要ありません。残り2戦では、予選での速さをもっと磨き、さらに突き詰めた戦い方で優勝を狙いたいです」

金石年弘(Hondaリリースより)
「昨日の予選はセッティングでかなり苦しんだので、今日は大幅にマシンを変更して決勝に臨みました。結果的にこれがいい方向に進み、今日は2位表彰台に上ることができました。開幕戦以降もある程度はポイントを獲得できていましたが、大量得点はありませんでしたので、素直にうれしいです。次戦は得意のオートポリスですので、最低でも表彰台に上ることを目標にしてがんばります」

 今回の2位によりトータル41ポイントに伸ばし、トップから5ポイント差のランキング5位に浮上。一気に逆転チャンピオンも狙える位置につけた。これについて塚越は「チャンピオン獲得に向けて“最後のチャンス”をもらえたのだと感じているので、残り2戦はもっと攻めて行きたいと思います。」と、改めて気を引き締めていた。

 優勝した立川/平手組の38号車同様に17号車の2人も、シーズン序盤から速さを随所でみせているだけに、ウェイトハンデが半減される第7戦オートポリスでは目が離せない存在になりそうだ。

『記事:吉田 知弘』

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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