4月に開幕した2013SUPER GTもあっという間に最終戦。11月2・3日にツインリンクもてぎで第8戦が行われました。今回はちょうど3連休での開催と言う事もあり、そしてGT500・GT300ともにチャンピオンが決まる大一番と言う事もあって、土曜日から多くのファンが来場。決勝日は昨年より多い30,000人のファンが、今年最後のシリーズ戦を観戦しました。
という事で、今回も現地の様子を一気に振り返る「ヒトコマ集」をお届けしていこうと思います。毎度毎度ですが、現地に行けなかった皆さんは、こちらをご覧になって「ツインリンクもてぎに行った気分」になってみてください!
例年、最終戦のもてぎは雨絡みの週末ですが、今回は土日ともに晴れの予報。朝のオープンピットから多くのファンが来場。あっという間にピットロードが埋め尽くされてしまいました。
グランドスタンド裏のイベント広場も朝から大盛況!早速始まったギャルオンでは各レースクイーンたちがチームの応援やスポンサーのPRを行っていました。その他にも各ブースでチームの応援グッズを購入しスタンドへ向かうファンの姿も多く見られました。
またイベントステージではキッズ向けの抽選会も行われ、こちらも多くの子どもたちが集合!ミシュランのビバンダム君も駆けつけ盛り上がりました!
朝からこれだけ多くの方がいらっしゃっているということは、もちろんピットウォークは超満員!!各チームが配布しているステッカーやグッズを求めるファンも多く、皆さん大忙し!
このピットウォーク中にGSR初音ミクBMWの谷口信輝選手がGT参戦100戦目を迎えたということでケーキが用意されお祝い!ただ、ケーキが出てくるということは・・・お決まりの、このパターン。しかも、谷口選手の頭の押し付けているのは片山右京スポーティングディレクター。普段は大人しめな感じでパドックにいらっしゃる印象ですが、右京さん嬉しそう。。。
もちろん、他のピットではドライバーが登場しサイン会。今回は本当に多くの方がいらっしゃっていただけに、どのチームも忙しそうでした。
そこに登場したのがビバンダム君。早速ミシュランタイヤを使用しているSUBARU BRZ R&D SPORTの山野哲也選手のもとへ遊びに行きますが、相手にしてもらえず・・・ガンバレ!
ウイダーモデューロHSV-010のピットにはマコヴィッキィ選手の息子さんが登場!チャンピオンがかかる1戦ということもあり、ご家族でサーキットに来ていました。ただ、パパから離れるとすぐ泣いちゃうので、抱きかかえながらお仕事。本当に良い人です!
こうして和やかな雰囲気で行われたピットウォークでしたが、午後の公式予選では各チームとも上位グリッドを目指し臨戦態勢。激しいタイムアタック合戦が繰り広げられました。この日のポールポジション、GT500クラスはENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資)、GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太)が獲得しました!
そして、子どもたちが待ちに待っていたキッズピットウォーク。開始早々から本当にたくさんの子どもたちが集まり「お昼のピットウォークか?」と間違えるくらいの賑わいでした。ここでもチームのグッズをゲットしようと各チームを回る子どもたち。何チーム集められたかな?
ツインリンクもてぎのキャラクターとしても活躍中のコチラちゃんたちも登場。今回も子どもたちに大人気でした。
いよいよ最終決戦の日を迎えた決勝!ですが・・・朝からサーキットは霧に包まれてしまいます。一時はフリー走行も中止か?というくらいの切りだったのですが、なんとかオンタイムでセッションはスタート。この霧もお昼になるにつれ少しずつ晴れていきました。
この日も朝からイベント広場は大盛況!豪華グッズをかけたじゃんけん大会やステージイベントなどが行われました。日産のブースには、あの「マジで速いんだーZ!」号も登場。人気を集めていました。
グランドスタンドには今回も各メーカーのファンシートや応援席が設置され、決勝前にドライバーが登場。前日の予選でポールポジションを獲得したスバルBRZの応援シートは大盛り上がり。ここで改めてGT勇退を表明した山野選手がファンに挨拶をしていました。
そして日曜日のピットウォーク!なんと前売りの段階でピットウォーク券が完売する人気ぶり!レースクイーンたちがたつメインストレートも、マシンやドライバーたちがいるピットロードも熱心なGTファンで埋め尽くされてしまいました!
ここで、ちょっぴりサービスカット♪
ランク首位のZENT CERUMO SC430のピットにレクサスのキャラクター「くま吉」がゲリラ訪問(笑)。立川、平手両選手にエールを送っていました!(というか、サイン会の邪魔しかしてなかった気が。。。)
GSR初音ミクBMWのピットにお邪魔すると片岡選手がサイン中。あれ?髪型が!!?またサインガード部分にはミクさんグッズが並べられ、こちらもプチ撮影会で盛り上がっていました。
和やかな雰囲気で行われたピットウォークも終わり、いよいよ最終戦の決勝!ドライバーはチームと戦略などの最後の打ち合わせに余念がなく、緊張感が伝わってくる瞬間ですよね。
そんなグリッドに(専用チケットを購入した)一般のファンの方も入場できるグリッドウォークではゆるキャラたちが大活躍!24号車を応援しているコディちゃんは、相変わらず今回も大人気!
そして注目の決勝レースがスタート!
レース後のパルクフェルメ。真っ先に帰ってきたのはポールポジションからスタートしたENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資)でした。国本選手にとってはGT500初優勝!マシンを降りてチームスタッフを見つけると思いっ切りガッツポーズ!チャンピオン争いばかりに注目が集まりがちでしたが、また新たなGTウィナーが誕生した瞬間でした。
そして注目のチャンピオン争いはGT500がZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)、GT300はMUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴)がそれぞれ獲得。お互いにホッとした表情をみせていましたね。
今回パルクフェルメの間近(スーパースピードウェイのコース上)までファンも入ることが出来たので、全員でドライバーたちをお出迎えしました。その中には、こんなメッセージボードを持った人も。。。
一方、あと一歩及ばなかったGT500クラスのKEIHIN HSV-010。レース後はさすがに悔しい表情を見せていました。レースではどんな良い走りをしても、何台のマシンを抜く大活躍をしても、敗者になってしまうことがある厳しい競技です。だからこそ、様々なドラマが生まれる場所でもあるのだと思います。
最終戦の表彰台とシリーズ表彰を終えると、今シーズンを締めくくるグランドフィナーレ。特設ステージに全ドライバーが登壇し、ファンに挨拶。さらにグッズも持ち寄りファンに投げ込むサービスまで行われました。
こうして4月に開幕したSUPER GTの2013年シーズンは終了。まだ特別戦JAFGPが残っていますが、ここで一区切りがつけられました。来シーズンは、車両規定も変わり新しいマシンも登場します。果たしてどんなシーズンになるのか?今から来年の開幕戦が楽しみですね!
いかがだったでしょうか?
これをご覧になって「サーキットに行きたい」と思った皆さん!シリーズ戦は終わりましたが、11月23・24日にJAFGPが富士スピードウェイ(静岡県)で開催されます。現在FSWのサイトでチケットも発売中ですので、是非今年最後の現地観戦のチャンスを逃さないようにしてくださいね!
『記事:吉田 知弘』
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