【SGT】2014第1戦岡山(GT300決勝):グッドスマイル初音ミクBMWが貫禄のV!

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 2014年のSUPER GT第1戦岡山。GT300クラスはBMW勢が強さを見せるレースとなった。急きょフォーメーションラップが追加され1周減算の81周でスタートが切られたGT300クラス。No.31 OGT Panasonic PRIUS(新田守男)が好スタートを決めたがNo.4グッドスマイル初音ミクBMW(片岡龍也)がアウトから回り込みトップを奪い取る。

 今週末は絶好調のBMW勢。序盤から片岡はリードを広げにかかるが、昨日ポールポジションを獲得するなど今年も一発での速さがあるプリウスの新田も必死に食らいつき、しばらく接近した状態が続く。

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 ところが、15周を過ぎたあたりから天候が一変し、いきなりあられ混じりの大粒の雨が降り出す。これには片岡、新田ともに冷静に対処したが、ここでの路面変化に上手く対応した3位GAINER DICXEL SLS(ビヨン・ビルドハイム)が急接近。ペースを落としている新田をかわすと、すぐに片岡にも追いつきパス。一気にトップに立つ。その直後にプリウスGTがマシントラブルでストップ。3年連続で開幕戦はチェッカーを見ることなくレースを去ってしまった。

 11号車のビルドハイムは、トップに立っていこう一気にリードを広げるが、左フロントタイヤがバーストするトラブルに見舞われ後退。再び4号車に首位を明け渡すことになる。その後は順調に周回を重ねた片岡。ちょうどレースの半分に差し掛かろうとというところでピットインし谷口信輝に交替。負担の強い左側のタイヤ2本のみの交換を選択し、作業時間を縮める作戦に出る。

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 今シーズンの初戦制覇に向けてベテラン谷口がタイヤマネジメントを行いながらきっちりと周回を重ねていくが、2位には彼らが一番警戒しているNo.7 Studi BMW Z4が接近。前半は荒が堅実な走りで上位を守り、後半はSGTフル参戦となるヨルグ・ミューラーがジワジワと谷口との距離を縮めプレッシャーをかける。

 それでも6秒近いリードを保っていた谷口だったが、左タイヤ2本のみの交換が少しずつ響き始め、残り10周を切ったところでペースダウン。残り2周で2秒差まで縮まり、ファイナルラップには背後まで迫られるが、片岡が前半で稼いだリードとピット作業時にメカニックたちが稼いだ貯金が最後の最後で役に立ち、ミューラーに並ばれることなくチェッカー。初音ミクBMWが大混戦のGT300クラス初戦を制した。2位には7号車ミューラーが入り、StudieとBMW JAPANのコラボで誕生したセミワークスチームが堂々のデビュー戦2位表彰台。3位には11号車ゲイナーが入った。

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 今年も、グランドスタンドには初音ミク応援団が多数来場し、ホームストレートに帰ってきた4号車を大声援で出迎えた。これまではBOP(性能調整)などで苦戦続きだったが、今季は待望の14年仕様を投入。今年も新カラーリングとなった初音ミク号が貫禄あるレースをみせた。

『記事:吉田 知弘』

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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