【SF】土曜日からピットウォークは盛況。チームルマンのピットにはデュバルのボードも

　12日に開幕したスーパーフォーミュラ第3戦富士。Enjoy Hondaとの併催もあり、お昼休み恒例のピットウォークはいつも以上の盛り上がりをみせた。

　今回は、直後にGT Asiaの第5戦決勝が行われることもあり、ピットウォークに先駆けて全車がスターティンググリッドへ。普段はプレミアムパスのみしか参加できないグリッドウォークをピットウォークを楽しんでいる方々にも開放された。またSGTやSFとは違い、チーム関係者もフレンドリーに対応。いつも以上にマシンに近づいて撮影したり、多数登場したレースクイーンに向けてもフラッシュが焚かれていた。また先月のニュルブルクリンク24時間でも活躍した千代勝正も久しぶりに日本でのレースに参加。レース前でもファンにサインをしていた。

　一方、ピットロードではスーパーフォーミュラや全日本F3に参戦するドライバーが登場。ちょうど雲が出てきて気温も落ちたことから、比較的過ごしやすい中でのイベントとなり、特に小さなお子様たちは元気よく動き回っていた。

　今回は残念ながらル・マン24時間レースでのクラッシュの影響で欠場しているロイック・デュバル。KYGNUS SUNOCO Team LeMansのピットには、代役のカルダレッリ用のボードが出されているが、その隣にはデュバルのボードも。そして「ロイック・デュバルは8月には戻ってくる予定です」というボードも掲げられていた。現在ランキング首位だけに今週末に彼の姿を見られないのは残念だが、8月の第4戦もてぎに元気な姿で帰ってきてほしいところだ。

　公式予選が終わった夕方には、キッズピットウォークも開催され、多くの子供たちと、その保護者が参加。時間いっぱいまで各チームをまわり、グッズをもらったりサインをもらっていた。

　なお、ピットウォークは13日（日）も開催予定。グランドスタンド裏のイベント広場で2,100円で販売されている。

『記事：吉田知弘』

吉田知弘（Tomohiro Yoshita）

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。