【SGT】2014第4戦SUGO:GT300クラスは雨の中で山内英輝が初ポールポジション!

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 前日の濃霧により、日曜日の朝に順延となったSUPER GT第4戦SUGOの公式予選が、20日(日)の午前9時05分から行われた。

 昨日予選がなかったということ、また3連休中の開催ということもあり早朝からサーキット周辺は大渋滞。一般駐車場もなかなか見つからないほどの賑わいをみせた。

 予選順延により、通常のノックアウト方式等も急きょ変更。各クラス25分間一本勝負の計時予選に切り替えられた。

 まずはGT300クラス。グリーンシグナルとともに各車が一斉にコースイン。前日は思うように走れなかったということもあってか積極的に周回を重ねた。

 サーキットは前夜の雨でフルウエットになっていたものの、しだいに雨は止んで徐々に乾いていく方向に。こういったハーフウエットで強さを発揮するのがダンロップタイヤを履くゲイナーSLS勢。特に10号車の山内英輝が暫定トップに踊り出る。しかし調子を取り戻しつつあるNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORTの佐々木孝太もペースアップ。残り5分で2台が交互にトップタイムを塗り替える白熱した展開に。最後に1分27秒329でとどめを刺してチェッカーフラッグ。ベテラン佐々木とのタイムアタック合戦を制し、見事GT300での初ポールポジションを勝ち取った。

 2位には0.2秒及ばなかった61号車スバルBRZ、3位にはNo.11 GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム)がつけ、雨に定評があるダンロップ、ミシュラン勢が上位を独占する結果となった。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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