今年もGT500クラスに参戦しているレクサス・レーシングの各チームを応援するキャラクター「くま吉」が、9月3日に誕生日を迎えた。なお、年齢は公開されていないため、何歳になったのかは分からない。
数年前からレクサス・トヨタ勢の応援キャラクターとして各サーキットに登場するくま吉。そのあどけない表情と誰に対してもフレンドリーな性格から、来場したファンのみならずドライバーやレースクイーン、チーム関係者からも愛されている人気者。
このくま吉。ご存知の方も多いが、SUPER GTではレクサスのウェアを着たくま吉が登場し、スーパーフォーミュラではトヨタのロゴが入った赤ラインのウェアを着たくま吉が登場する。一見同じくま吉に見えるが、実は全くの別人。レクサス・くま吉はアメリカ出身の9月3日生まれ、一方のトヨタ・くま吉は日本出身の10月4日生まれなのだ。
今回、誕生日を迎えたのはSUPER GTに登場するレクサス・くま吉。先週末に行われた第6戦鈴鹿1000kmでは、彼の熱烈な応援の甲斐もあり、No.36 PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴/ジェームス・ロシター)の見事ポール・トゥ・ウィンを果たした。
[先日の鈴鹿1000km、鈴鹿サーキットの公式Twitter「@suzuka_event」の花火の投稿写真にも写り込んでしまったことが話題に(写真:鈴鹿サーキット公式Twitterより)]
基本的には、サーキット内でのピットウォークやグリッドウォーク。さらにメーカーブースでのイベントに登場。多くのファンと一緒に記念撮影をしていた。とにかく常にアクティブな行動をみせるのが特徴で、時には勢い余って小さい子どもに泣かれてしまったり、プレスカメラマンの写真に写り込んでしまったりと、少々おっちょこちょいなところも。。。
しかし、それ以上に毎回たくさんのファンを喜ばせている。今となってはサーキットに欠かせない存在でもあり、常にサーキットに笑顔を届けてくれるキャラクターだ。
残念ながら、次回レクサス・くま吉が国内レースで登場するのは11月の最終戦もてぎの予定。現地で彼を見つけたら、気軽に声をかけて、一緒に写真を撮るなど、レース観戦の思い出の一つにしてみてはいかがだろうか。
『記事:吉田 知弘』
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