【SF】2014最終戦鈴鹿:RACE1は同タイムでロッテラーがPP、RACE2は一貴が速さをみせPPを獲得!

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©T.Yoshita/KANSENZYUKU

2014年のスーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿。注目の公式予選が鈴鹿サーキットで行われた。

今回は2レース制のため、予選Q1でRACE1のポールポジションが決まる。7人のドライバーがチャンピオン争いに生き残っているだけあって、Q1から白熱したタイムアタック合戦が展開された。

20分間で行われるQ1。まず速さをみせたのが、ここ2戦でポールポジションを獲得している山本尚貴(No.1 TEAM無限)が1回目のアタックで1分38秒932でトップに浮上するが、2回目のアタックではランキング上位者もペースを上げてくる。逆転チャンピオンに何がなんでもポールポジションがほしい国本雄資(No.39 P.MU/CERUMO・INGING)が1分38秒231まで伸ばすが、朝から好調だったトムス勢がさらに上回る。まずはアンドレ・ロッテラー(No.36 PETRONAS TEAM TOM’S)が1分38秒085を叩き出すと、なんと後方でタイムアタックをしていた中嶋一貴(No.37 PETRONAS TEAM TOM’S)も1分38秒085。最終戦という緊迫した舞台で、なと0.001秒単位まで同タイムという接戦となった。

ルール上、先に計測を終えたドライバーの方が順位が上になるため、距離に換算するとわずか数cmの差でロッテラーがRACE1のポールポジションを獲得。同時にボーナスの1ポイントを獲得した。

続くQ2では、ランキング5位の石浦宏明(No.38 P.MU/CERUMO・INGING)が1分37秒908でトップ通過。他の上位ランカーも順当にQ3へコマを進めたが、Q1では速さをみせていた山本はタイムが伸びず11位でノックアウト。さらに明日はエンジン交換のペナルティでRACE1は10グリッド降格となり、16番手からの追い上げとなる。

©KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU

そしてRACE2のグリッドが決まる最終Q3。これまではグリーンシグナルと同時に各車がコースインしていたが、少しでもベストなコンディションでアタックをしようと、それぞれ様子を見ながらコースイン。さらにウォームアップも通常より念入りに行うドライバーが多く、チャンピオン獲得へつながるタイムアタック合戦を前に、サーキットはこれまでにない緊張感に包まれた。

ここQ3でもトムス勢が郡を抜いて速く、まずは一貴が1分37秒507を叩き出しトップへ。2位にはランキング4位のロイック・デュバル(No.8 KYGNUS SUNOCO TeamLeMans)が飛び込む。区間タイムではベストを記録していたロッテラーだったが、最後はわずかに及ばず0.2秒差の3位。RACE2は一貴がポールポジションを勝ち取った。

これにより、予選終了時点でのポイントランキングは以下の通り
1位中嶋一貴(34pts)
2位JP・デ・オリベイラ(29pts)
3位アンドレ・ロッテラー(27.5pts)
4位ロイック・デュバル(26.5pts)
5位石浦宏明(23pts)
6位ジェームス・ロシター(20.5pts)

なお7位の国本は、予選終了時点でチャンピオン獲得の可能性がなくなった。

いよいよ明日の2レースでチャンピオンが決まる2014年のスーパーフォーミュラ。あいにくの雨予報だが、その分何が起こるか予想がつかないレース展開になりそうだ。

レース1ポールポジション
アンドレ・ロッテラー
エキサイティングな1日になりました。Q1では同じタイムになりました。運良く僕が先にピットアウトしたのでポールポジションを獲得できました。レース1はタイヤ交換の義務がないので、レース中になかなか抜けないこともあり、是非ともポールポジションをとりたかったです。Q3は完璧では無かったですね。短い予選時間の中で1回のアタックしかないので、少しでもフィーリングがダメならうまくいきません。明日、レース2では中嶋選手がポールポジションからスタートするので是非前に出たいですね。

レース2ポールポジション
中嶋一貴
同タイムで驚きました。自分のミスがあり同タイムになりちょっと悔いは残っています。でもフロントローなのでスタートさえ良ければ前に出れると思います。Q3はセットアップを変えたことが良かったですね。車のパフォーマンスを100%出すことができました。満足しています。明日のレースも今日と同じポジションでゴールしたいですね。

『記事:吉田 知弘』

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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