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先週は2014年シーズンを締めくくるSUPER GT第8戦もてぎが開催されました。
今シーズンの国内レースも終了しましたね。
さて、久しぶりですが…今回はサーキットの様子を振り返る「ヒトコマ集」です!
サーキットに行けなかった人は、是非こちらで「もてぎでレース観戦した気分」になってみてくださいね!
11月14日(金)
今回は金曜日から公式テストの走行がありましたが、本当に多くのファンで賑わっていました。
金曜日なのに、この人だかり!普通に土日のパドックです。って言ってもバレないんじゃないかぐらいでした。
13時00分からの走行を前に、オープンピットが開催されましたが、こちらにも多くのファンが参加しました。チームによってはドライバーも登場しサイン会。その中でも一番注目を集めていたのがNo.18 ウイダーモデューロNSX CONCEPT-GTでスポット参戦した伊沢拓也選手。今までレイブリックのレーシングスーツというイメージが強かっただけに新鮮でしたね。今年は海外のGP2に参戦していたため、SGTでレースをするのは今年初。再会を楽しみにしていた熱心なファンからサイン攻めにあっていました。
この日は13時00分〜16時15分までの走行。特に後半は、夕暮れの関係でメインストレート付近は日陰になるため、ちょっと鈴鹿1000kmの終盤に近い雰囲気の中の走行が見られましたね。
いよいよ本格的なレースウィークが始まる土曜日!朝一番のオープンピットは、例外なく大盛況でした!今回はピット出口側に陣取ったホンダ勢。18号車のルーフを見てみると、ちゃんと「I.IZAWA」になってますね!(当たり前ですが…)
もてぎのグランドスタンドは、オーバルコースが併設されている関係でロードコースのメインストレートから少し距離があります。が!今年は新しい試みとして「ビクトリースタンド」が設けられ、より近い場所でSGTマシンの走りやピットの様子を観戦できました。特に土曜日は自由席ということもあり、多くのファンが足を運んでいましたね。
写真ではグリッド前しか写っていませんが、最終コーナー出口から1コーナーまでズラッと並んでいました!
中央のイベント広場「グランドスタンドプラザ」も朝から大盛況。皆さんスポンサーステージを見たり、各ショップのグッズ販売に立ち寄ったり。。。公式練習も2時間あるので、観るのも少し飽きたなぁと思ったら、こうして様々な楽しみ方ができるのもいいですね。
また、もてぎは食べ物の屋台も充実しているのが特徴のひとつ!店舗数は他のサーキットと大差ないんですが、そこで販売されている種類がとにかく豊富なんです。ついつい「何食べようか」と悩む人も…きっといたはず(笑)
しかし、今回ある意味“新鮮”なお店を発見!なんと全国的にも人気の「ドトールコーヒー」のお店がもてぎに!あの味をサーキットで楽しめるというも良いですね。ただ、このお店の前を通りかかった人の多くが、少し驚いた様子をしていました。少し前までは、あまり考えられなかったことですもんね。
そうこうしているうちにピットウォーク。今回も例外なく満員でした!今年は富士スプリントカップがないため、このもてぎがドライバーやレースクイーン、マシンたちに会える最後のチャンスとあってどのピットも大盛況でしたね。
ゆるキャラたちも大活躍!クマ吉+エネゴリ君のコンビはもう定着してきましたね。IAガールスターズの皆さんに囲まれたミシュランのビバンダム君は、少し鼻の下が伸びている様子でした(笑)
ドライバーはもちろん、レースクイーンの皆さんも登場。今回チャンピオン獲得がかかっているNo.4 グッドスマイル初音ミク Z4のレーシングミクサポーターズの皆さんは「必勝!」ハチマキで登場!チーム全員で勝ち取りに行こうという雰囲気が感じられました!
こちらもSGTのゆるキャラとして欠かせないNo.24 D’Station ADVAN GT-Rを応援する「コディちゃん」。今回も可愛かったです!ってか・・・コディちゃん近い!(焦)
午後は注目の公式予選!GT500クラスはNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、GT300クラスはNo.11 GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム)が獲得しました!
予選後は恒例のキッズピットウォーク。中学生以下のお子様とそのご家族が無料で楽しめるピットウォーク。今回も開始前から長蛇の列ができて賑わいました。
みんな一生懸命に各チームのピットを回ってドライバーやレースクイーンの皆さんからサインをもらって、グッズをもらって写真を撮って、、、楽しい思い出になったのではないかなぁと思います。
11月16日(日)/32,000人来場
決勝日も晴天に恵まれたツインリンクもてぎ。朝からサーキット周辺は多くのファンが来場し、渋滞が起きるほどでした。
最終戦はシリーズ表彰などもあるのに加え、日暮れも早いので決勝日のサポートレースはなし!フリー走行、サーキットサファリ、ピットウォーク、決勝スタート進行という流れ。ということで、朝10時30分からピットウォークでした。これに先立ち、表彰台では100戦を迎えた「グレーテッドドライバー」の表彰が行なわれ、今回対象となったのはNo.3 B-MAX NDDP GT-Rの星野一樹選手。途中は辛い時期もあり、我慢の日々が続きましたが100戦参戦という偉業達成に感慨深い様子でした。
そのままコースに降りてパレードランが行われたのですが、そのパレードカーの運転手がなんと父の星野一義氏!「いつでも全開よ!」とパレードなのに全開宣言が出て、笑顔でコースへ。一樹選手の笑顔もどことなく引きつった感じが…
以前は監督とドライバーという関係だった時もあった星野親子。当初は息子がドライバーになることを反対していたそうですが、この日はどことなく嬉しそうな星野監督でした!
決勝日は、レースクイーンの皆さんはメインストレートに立ってお出迎え。こちらも彼女たちに会えるのは今年最後とあって、物凄いお客さんでした!
ではここで、いつものサービスカット♪
レースクイーンさんの撮影があったためメインストレートは実質的に開放状態に。スターティンググリッドやシグナルブリッジで記念撮影する人もたくさん見られました。そう、普段は絶対に入れない場所ですもんね!
ドライバーたちも決勝前の忙しい時間の中、笑顔で登場!No.19 WedsSport ADVAN RC Fの脇阪寿一選手に、、、なぜかすり寄るクマ吉(笑)
そして、いよいよ決勝レース!
グリッド前にはなんと栃木県警のパトカー&白バイが登場!フォーメーションラップ前に安全運転啓発の促すパレードランを行いました。
8分間ウォームアップを終えて、いよいよ各車グリッドへ。
もちろん、今回もポールポジションのマシンは一番最後に登場します。満員に埋め尽くされたグランドスタンド前からゆっくりと登場していくNo.11 GAINER DIXCEL SLSとNo.23 MOTUL AUTECH GT-R。ポールポジションの特権と言える瞬間ですよね!
グリッドウォークは今回も超満員。スタートに向けてドライバーたちは集中力を高める時間でもありますが、PPの松田選手はファンにサインするなどリラックスした表情!チャンピオンがかかるレースでしたが、ナーバスな表情を一切みせることなく過ごしていました。
そしてレーススタート!!
GT500クラスは、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がポール・トゥ・ウィンを果たし見事チャンピオンに!GT300クラスは苦しいレースを逃げ切ったNo.4 グッドスマイル初音ミク Z4(谷口信輝/片岡龍也)がチャンピオンに輝きました。
両クラスのチャンピオンコンビが歓喜のガッツポーズを繰り返す横で、、、今季初優勝を果たすも今年もチャンピオンに届かなかった11号車の平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組の姿が。このレースに勝ったにも関わらずスポットライトが当たらない。。。見ていて辛かったですね。
そして表彰式!今回は、ビクトリースタンドがある関係でピットビルの上にポディウムが設けられました!GT300クラスは・・・優勝の2人に笑顔なし。一方3位の谷口/片岡組が主役になっていましたね。
GT500クラスは3位にNo.18 ウイダーモデューロNSX CONCEPT-GTが入りました。山本尚貴選手にとっては地元もてぎで初表彰台!一方、途中のドライバー交代でエンストしてしまい大きくタイムロスしてしまった伊沢拓也選手はファンの皆さんに「ごめんなさい!」のジェスチャー。でも、終盤の追い上げはお見事でした!
シャンパンファイトでは、クインタレッリ選手が集中砲火に(笑)
こうして2014年のSUPER GTは終了。シリーズ表彰が行われた後、最後は恒例のグランドフィナーレが行われました。今回はメインストレートに設けられたステージに全選手が整列!チャンピオンドライバーたちによる挨拶もありました。実は写真では分かりづらいですが、ステージ前にはチャンピオンマシン2台も並べられ、一番前にいたお客さんは超間近で見ることができたと思います。
最後は恒例のグッズ投げ入れで終了!4月に始まったSUPER GTは早くもシーズン終了を迎えることになりました。本当にあっという間でしたね。
いかがだったでしょうか?
今回は3日間を一気に振り返ってみましたが、超ウルトラ盛りだくさんすぎる内容でしたね(汗)
今年のレースは終了してしまいましたが、来年もきっとドキドキするような白熱したバトルがSUPER GTで繰り広げられると思いますし、レース以外にも様々なイベントが開催され、きっとサーキットで良い思い出を作ることが出来ると思います。
まだサーキットで生観戦したことがないという皆さん!是非、来年はどのサーキットでもいいです!一度だけでも良いです!足を運んでみてくださいね!
『記事:吉田 知弘』
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