【SGT】2015第3戦タイ:VivaC 86 MCが初ポールポジションを獲得!

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 2015SUPER GT第3戦タイ。GT300クラスの予選はNo.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝充)が見事初のポールポジションを獲得した。

 気温35℃、路面温度は60℃にも迫る灼熱のコンディションとなった予選。今年から土屋武士率いるチームが久々にSGTへ参戦。今回は3レース目ということもあり、本人も「少し攻めこむ」と語っており自信満々。今までは土屋自身がQ1を担当していたが、今回は松井が担当。トップタイムこそ獲得は出来なかったが、しっかりQ1突破の任務を達成しピットに戻ってきた。

 続くQ2も、午前中から好調の日産GT‐R勢を中心にタイムが伸びていく。そんな中、最後の最後までタイムアタックのチャンスをズラしていた土屋。ライバルが一通りタイムを出し切ったところでタイムアタックへ。区間でもベストタイムを更新。最後は0.073秒差で見事ポールポジションを獲得した。2番手にはNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)、3番手にはNo.10 GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/富田竜一朗)が入り、GT-R勢が今回も上位を占めた。

 今年から導入されたマザーシャシー勢としては初のポールポジション。土屋自身はGT300でおよそ16年ぶりの獲得だった。

 決勝レースは日本時間の21日17時00分から。このままマザーシャシーの86が逃げ切れるのか?それとも日産GT-R勢が逆転をみせるのか。GT300クラスも目が離せない。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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