2015年のSUPER GT第4戦富士。GT300クラスはNo.55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志)が両セッションとも速さをみせ今季初のポールポジションを獲得した。
GT300も3戦を終え、ランキング首位のNo.10 GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正)は70kgのウェイトハンデを背負ってのレース。Q1から大きく影響し、10号車のみならずNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)。更に午前中で2番手につけていたNo.88 マネパランボルギーニ GT3(織戸学/佐藤公哉)もノックアウトされてしまう。しかしQ2進出を果たしたはずだったNo.360 RUNUP Group&DOES GT-R(吉田広樹/田中篤)が4輪がコース外に出ていたとしてベストタイム抹消。これで繰り上がり10号車がQ2への切符を手にし、11番手で予選を終える
第2・3戦でワン・ツーを分け合ったGT-R勢が後方に沈む波乱の中、主導権を握ったのが55号車ARTA CR-Z。Q1で小林が1分37秒797を記録すると、続くQ2の高木も負けじとタイムを更新。一時は1分37秒776を記録したが、これも4輪コース外走行の判定を受けタイム抹消。それでもセカンドベストで1分37秒975があり、今季初ポールポジションとなった。
2番手にはNo.65 LEON SLS(黒澤治樹/蒲生尚弥)、3番手にはNO.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一)がつけた。また午前中の公式練習でクラッシュを喫したNo.7 Studie BMW Z4(ヨルグ・ミューラー/荒聖治)はマシンの修復が間に合い、力強い走りを披露。4番手で予選を終えた。
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