2015年のSUPER GT第6戦がスポーツランドSUGOで開幕。早速、予選前のフリー走行が行われた。
例年、7月のシリーズ第4戦として開催されているSUGO戦だが、今年はタイが6月に移動したこともあり、秋の9月に移動。すでに秋の気配も漂う中での開催となる。
シリーズ中で最もウェイトハンデが重くなるレース。GT500・GT300の両クラスランキング首位のマシンはポイントも50ポイントを超えており、最大ウェイトである100kg積載を示すステッカーが貼られている。
先週、サーキット周辺は特別警報が出るほどの大雨に見舞われ、周辺道路もその爪痕が残っているが、予選日でありシルバーウィーク初日となった19日(土)は朝から晴天に恵まれ、限られた公式練習の時間を利用し各車がマシンのチェックを行った。
GT500クラスはホンダ勢が走り出しから速さをみせ、その中でも前半戦はトラブルで苦しんでいたNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也)が好調。今回は燃料リストリクターがついたものの搭載ウェイトはわずか8kgのみと好条件。混走の段階で3番手タイムを出すと残り10分の専有走行で1分12秒295まで伸ばしトップ浮上。午後の予選に向けて幸先の良いスタートを切った。2番手にはNo.46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝)、3番手にはNo.24 D’Station ADVAN GT-R(佐々木大樹/ルーカス・オルドネス)と日産勢が最後にタイムを上げてきた。またレクサス勢もNo.36 PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター)が4番手につけている。結局終わってみればトップ3が0.1秒以内。15台全車が1秒以内にひしめく接戦に。午後の予選は、3メーカーによる激しいタイムアタック合戦が期待される。
一方GT300クラスはNO.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一)が1分20秒038でトップタイムを記録している。
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