【MotoGP™】ヤマハ同士のタイムアタック合戦が白熱!ロレンソがポールポジションを獲得!

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©T.Yoshita/KANSENZYUKU

2015年のMotoGP™第15戦日本グランプリ。注目の公式予選が10日、ツインリンクもてぎで行われた。

本来は14時10分から開始される予定だったが、直前のフリー走行4回目でアレックス・デ・アンジェリス(ART)が激しく転倒。そのままメディカルチームの応急処置を受けドクターヘリで獨協医科大学病院へ搬送。意識はあるとのことだが、診断の結果、肺挫傷であることが判明。現在も病院で容態の変化を慎重に見ている。これにより予定より30分近く遅れて予選が始まった。

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予選は2段階のノックアウト方式で行われるが、フリー走行1〜3回目の総合トップ10に入っているライダーはQ1出走は免除される。それ以外のライダーのうち、Q2に進出できるのは上位2台のみ。その進出権をかけて臨んだ日本人勢。中須賀克行(Yamaha Factory Racing Team)は自身が想定していた目標タイムを大きく上回る1分45秒496までタイムを更新するが、Q2進出権には一歩及ばず5番手。高橋巧(Team HRC with Nissin)もアグレッシブなライディングをみせるが1分45秒743で9番手。また秋吉耕佑(AB Motoracing)は1分47秒760で16番手。Q2進出はならなかった。なお、その切符を手にしたのはマーベリック・ビニャーレス(Team SUZUKI ECSTAR)とスコット・レディング(EG 0,0 Marc VDS)だった。

続くQ2は、これぞ世界最高峰という白熱したタイムアタックバトルになる。グリーンシグナル点灯と同時に各車がコースイン。最初のタイムアタックから1分44秒台が飛び出すが、今週末とにかく好調のホルヘ・ロレンソ(Movistar Yamaha MotoGP)は少しタイミングを遅らせ、クリアな状態でアタック。なんと1分43秒990をマーク。他を圧倒する。

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このままロレンソで決まりかと思いきや、これで終わらないのが世界トップカテゴリー。2回目のアタックではライバルたちも肉薄する。その中でもロレンソを脅かしたのは、やはり今季最大のライバルであるランキング首位のバレンティーノ・ロッシ(Movistar Yamaha MotoGP)。金曜フリー走行ではタイムが伸び悩んでいたが、予選にはしっかり帳尻を合わせ、1分43秒871をマーク。最終アタックで逆転を果たした。ポールポジションはロッシだと沸き立つサーキットの中、ロレンソも最終でタイムを更新。0.081秒上回る1分43秒790を叩き出し再逆転。ここでチェッカーとなり、順位が決定。最後はサーキット全体が手に汗握る攻防戦となったが、ロレンソが今季4回目のポールポジションを獲得、2番手ロッシ、3番手にマルケスという結果になった。

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ポールポジションを獲得したロレンソは「まずはポールポジションを獲得できて嬉しいよ。バイクの調子も非常に良かったし、午前中よりもコンディションが変化していたから、今までのようなパフォーマンスは出せなかったとにかく全力を尽くしたね」と安堵の表情。一方、僅差で敗れたロッシは「今日は非常にポジティブな1日だった。チームの皆も本当によく頑張った。最後のアタックは手応えがあったし、2コーナーを回ってリーダータワーを見たら一番上が46だから、ポールポジションだと思って興奮して帰ってきたけど、パルクフェルメでメカニックに“2番手の場所に行くよう指示され、ちょっと残念だった。とにかく全体的に良い結果だったと思う。明日はホルヘに少しでも近づけるよう頑張る」とコメント。昨日までとは打って変わって満足した表情をみせていた。

明日はいよいよ決勝レース。天気予報では雨になるのではないかと言われており、また違ったレース展開になるかもしれない。MotoGP決勝レースは14時00分からスタートする。

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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