【SF】2015第6戦SUGO:フリー走行1回目は小暮卓史がトップ!いきなりトップ10が0.5秒以内の大激戦に

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 2015年の全日本選手権スーパーフォーミュラの第6戦が開幕がスポーツランドSUGOで開幕。早速フリー走行1回目が行われ小暮卓史(No.34 DRAGO CORSE)がトップタイムを記録した。

 例年より1ヶ月遅れの10月開催となったSUGOラウンド。チャンピオン争いも大詰めを迎え注目が集まる1戦。会場には朝早くから熱心なファンが詰めかけ、コースサイドで各マシンの走りを見守っていた。

 昨年はフリー走行だけで赤旗3回と大荒れになったが、今回は終盤に中山雄一(No.18 KCMG)がクラッシュする以外が順調にセッションが進行。わずか1時間の中で各チームがマシンのセッティング確認に余念がなかった。その中でも小林可夢偉(No.8 KYGNUS SUNOCO TeamLeMans)は実質初めてというSUGOを少しでも覚えようとセッション開始から何周も連続して走行。合わせてマシンのセッティングも煮詰めていた。

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 トップタイムを記録したのは小暮。1分05秒840をマーク。ここまでマシンコンディションは良好でありながらも不運続きで結果が残っていなかったが、午後の予選に向けて幸先の良いスタートを切った。2番手にはアンドレ・ロッテラー(No.2 PETRONAS TEAM TOM’S)で1分05秒877。チャンピオン争いでは、ここSUGOでの優勝が必須という状況。この流れで午後の予選も上位に食い込みたいところだろう。3番手には昨年ここで優勝を飾った野尻智紀(No.40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入り、1分05秒908。これ以降もタイム差は接近しており、Q3進出圏となる8番手の山本尚貴(No.16 TEAM無限)までは、わずか0.336秒。16番手のベルトラン・バケット(No.65 NAKAJIMA RACING)までが1秒以内という大接戦に。午後の予選では、さらにハイレベルで僅差のタイムアタック合戦が期待される。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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