【SF】GP2王者ストフェル・バンドーンの参戦が決定!ホンダの2016SF参戦体制が発表

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 ホンダは12日、都内で2016年の国内モータースポーツ体制発表を行い、今季のスーパーフォーミュラのドライバーラインナップを発表した。

 今年も昨年同様に5チーム8台にエンジンを供給。昨年のテストで2台体制で走っていたTEAM無限は16号車の山本尚貴1台のみだった。

 注目はやはり、昨年のGP2王者であるストフェル・バントーンはダンディライアンからフル参戦が正式決定。野尻智紀とともに2016シーズンを戦う。残念ながら今回は都合のため欠席だったが、彼が超ハイレベルなカテゴリーでどんな走りを見せるのか楽しみなところだ。

 それ以外は特にドライバーの変更はなく、リアル・レーシングは10号車が塚越広大、11号車が伊沢拓也。昨年からフルエントリーしているドラゴ・コルセは小暮卓史が引き続き残留。ナカジマレーシングも中嶋大祐(64号車)とベルトラン・バケットが引き続きステアリングを握る。

 会場には2016年仕様のカラーリングが施された山本尚貴の16号車TEAM無限のマシンが展示され、タイヤは今年から全チーム供給を開始するヨコハマタイヤが装着されていた。今年はタイヤメーカーが全車変わることによって勢力図も大きく変わることが予想される。

 プロジェクトリーダーの佐伯昌浩氏は「昨年以上にパワーアップを目指し、扱いやすいエンジンを開発したい」と意気込みを語った。

 車体、エンジンともに新規定に変わってからトヨタにチャンピオンを取られ続けているだけに、SUPER GT同様「今年こそ」という意気込みで2016シーズンに臨む。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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