【F1】ウイリアムズが新車「FW38」を公開、外見以上に”大幅進化”

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 ウイリアムズは19日、公式サイトで2016年モデルのニューマシン「FW38」を公開。首脳陣らが今季への意気込みを語った。

 ドライバーズラインナップは昨年と変わらずフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタス。このコンビも3年目を迎えることになった。パワーユニットは引き続きメルセデス製だ。

 今年もマルティーニのスポンサードを受けるウイリアムズ。カラーリングは変更なく、白ベースに青と赤のラインが入ったものに。最近のウイリアムズのマシンカラーとしてすっかり定着してきている。

 気になるマシンの詳細だが、フロントウイングを始めエアロパーツの形状は細かい変更が入っているものの、外見は大きく変わっていない。しかし今年のマシンは大幅な進化を遂げたと首脳陣も自負しており、チーム副代表のクレア・ウイリアムズは「昨年のFW37の強みを生かし、弱点を克服したマシンになっている。通常よりも早い時期からデザインを開始し、今年はコンペティティブなシーズンになる自信がある」とコメント。チーム創始者のフランク・ウイリアムズも「今年は前を行くチームの背中を捉える」と意気込みを語った。

 昨年、一昨年ともに表彰台の一角を勝ち取る活躍を見せたが、メルセデスやフェラーリの躍進に優勝からは遠ざかっている状況。今年も銀と赤のチームが先行するのは確実とみられているが、そこに古豪ウイリアムズがどのように絡んでくるのか、非常に楽しみだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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