スクーデリア・フェラーリは19日、今季仕様のマシン「SF16-H」を発表した。
オンライン上でアンベールされたマシンは、昨年までの赤ベースから一転し赤と白のデザインに。ちょうど1970年代のフェラーリ312Tシリーズの頃を彷彿とさせる伝統的なデザインに一新された。
またカラーリングだけでなく、ボディ面も一新。フロントノーズは新規定以降で主流になっている「ショートノーズ」を採用。さらにフロントサスペンションをプルロッドからプッシュロッドに変更。またエンジンルーム周りのボディラインも全て見直し、中身のパワーユニットまでレイアウトを大幅変更するなど、大改造がなされている。
ドライバー陣営は昨年と変わらずセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン。2014年の不振から昨年は息を吹き返し3勝をマーク。今年は最強メルセデス勢を打倒する勝負のシーズンとなる。
チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネは「簡単なことではないのは承知しているが、少なくとも最後までチャンピオン争いに絡んでいたいね」とコメント。早速22日からのバルセロナテストに登場する。
昨年はプレシーズンテストから速さをみせていた跳ね馬勢。今年はどんな幕開けを見せてくれるのか、目が離せない。
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