いよいよ本格始動した2016年のF1世界選手権。スペイン・バルセロナで恒例のプレシーズン合同テストがスタートし、初日はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップタイムを記録した。
例年より少ない2日程8日間でのテスト。初日からザウバーを除く10チームが新車を用意し、それぞれテストプログラムに当たった。中でも速さをみせたのがベッテル。午前中に早々と1分24秒939をマーク。午後も周回を重ねるがベストタイム更新には至らず、この日のトップタイムとなった。2番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)。ライバルのベッテルに0.470秒の差がつけられたが、初日から驚かされたのは、その走行距離。いきなり2.5レース分にあたる156周(726km)を走破。早くもメルセデス「W07 Hybrid」の高いマシンパフォーマンスをアピールする結果となった。
マクラーレン・ホンダは初日はジェンソン・バトンが走行。力強く周回を重ね1レース分を超える84周を初日から記録。タイムは1分26秒735で6番手。トップのベッテルからは1.8秒差だが、レッドブルやウイリアムズ勢とは僅差の状態。これからマシンが仕上がっていけば、さらに上位も狙えそうなスタートを切った。
Pos. | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分24秒939 | 69Laps | |
2 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分25秒409 | +0.470 | 156Laps |
3 | ダニエル・リチャルド | レッドブル | 1分26秒044 | +1.105 | 87Laps |
4 | バルテリ・ボッタス | ウイリアムズ | 1分26秒091 | +1.152 | 80Laps |
5 | アルフォンソ・セリス | フォース・インディア | 1分26秒298 | +1.359 | 58Laps |
6 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | 1分26秒735 | +1.796 | 84Laps |
7 | カルロス・サインツJr | トロ・ロッソ | 1分27秒180 | +2.241 | 55Laps |
8 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分27秒555 | +2.616 | 88Laps |
9 | パスカル・ウェーレイン | マノー | 1分28秒292 | +3.353 | 54Laps |
10 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分28秒399 | +3.460 | 31Laps |
11 | ジュリオン・パーマー | ルノー | 1分29秒356 | +4.417 | 37Laps |
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