【SGT】2016第1戦岡山:GT500は2年連続でNo.37KeeperTOM’S RC Fがポールポジションを獲得

©S.Nakagawa
©S.Nakagawa

 2016年のSUPER GT開幕戦岡山。注目の公式予選が9日に行われ、No.37 Keeper TOM’S RC Fがポールポジションを獲得した。

 まず全15台から8台にしぼられるQ1。ここで速さを見せたのが、今年GT500にステップアップし注目を集めていたNo.46S Road CRAFTSPORTS GT-Rの千代勝正だった。昨年チャンピオンの松田次生とのタイムアタック合戦を制し1分18秒885でトップ通過。さらにコースレコードまで塗り替える走りを見せた。また午前中の公式練習から苦戦しているホンダ勢は、予選になってもタイムが伸びず5台全てが下位に沈む結果となった。

©S.Nakagawa©S.Nakagawa
©S.Nakagawa

 レクサスvs日産の対決となったがQ2だが、タイムがより接近し火花を散らす事になる。まずは、ここ岡山を得意とするNo.6 WAKO’S 4CR RC Fの大嶋和也が1分18秒268までタイムを更新し暫定トップに浮上。Q1同様に1号車も食らいつきロニー・クインタレッリが1分28秒372をマーク。タイムアタックを繰り返すが大嶋には届かなかった。この後も46号車の本山、No.12カルソニックIMPUL GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラもタイムを出してくるが、いずれも大嶋のタイムを破る事はできない。

©S.Nakagawa ©S.Nakagawa
©S.Nakagawa

 このまま6号車のポールポジション確定かと思われたが、残り1分というところで昨年のポールシッターでもある37号車の平川亮が渾身のアタックを披露。1分18秒126で逆転。このままチェッカーフラッグが振られ37号車が昨年に続きポールポジションを獲得した。2番手には6号車が続きレクサスがフロントロー独占。なお、TOM’S37号車とチームルマンが最前列という組み合わせは昨年と同じ。2列目以降は日産勢が続き、明日の決勝でも激しいバトルになる事が予想される。

 注目の決勝レースは10日14時40分から82周で争われる。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事

  1. 2019-2-23

    【2019F1日本GP】F1日本グランプリ 民間駐車場予約開始!

    2019年10月に開催されるF1日本グランプリの民間駐車場の予約が早くも始まった! 場所は、鈴鹿…
  2. 2019-5-12

    【2019F1日本GP】2019日本GP期間中のキャンプサイト予約受付が5月16日(木)9時からスタート

    5月19日(日)の観戦券販売開始に先立ち、レースウィーク中に利用できるキャンプサイトの予約受付が…

最近の記事

  1. ©️GTA 2024シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.3『S…
  2. SUPER GT Rd.2 富士スピードウェイ
    Rino Onodera 2024年シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.2『…
  3. Rino Onodera 2024年 AUTOBACS SUPER GT Rd.1『OKAY…
  4. Rino Onodera いよいよ、2024年シーズンのSUPER GT開幕戦が4月13〜1…
  5. 画像:鈴鹿サーキット いよいよ2024年のF1日本グランプリ開催が近づいてきました。例年より…

カテゴリー

アーカイブ

SPECIAL SITE

*

*

ページ上部へ戻る