【SF】2016第1戦鈴鹿:金曜日走行は野尻智紀がトップタイム

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©S.Nakagawa
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 2016年の全日本スーパー選手権の第1戦鈴鹿。明日からの開幕を前に専有走行が22日に行われ、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムを記録した。

 今年からオフィシャルタイヤサプライヤーがヨコハマタイヤに変わったこともあり、金曜日にも走行枠が加わることに。晴天に恵まれた鈴鹿サーキットには、平日にもかかわらず熱心なファンが多数集まり、一足早く国内トップフォーミュラの走行シーンを観戦した。

 今回、週末を通して新品タイヤが4セットと、前回のテストから持ち越したタイヤ2セットが使用可能。このうち、持ち越し2セットのみが今日の走行で使えるとのことで、予選を見据えた走りというよりも、セッティングの確認作業に徹していたり、新しいセッティングを試しているというチームも多かったようだ。

 その中で速さを見せたのが昨年王者の石浦宏明(P.MU CERUMO/INGING)。開始から約15分程度はピットに待機して様子見という感じだったが、いざコースインすると一気にタイムを更新。最終的に1分39秒075まで詰めて暫定トップに浮上。これにアンドレ・ロッテラー、中嶋一貴のVANTELIN TEAM TOM’S勢も続き、トヨタ勢が一歩リード。ホンダ勢も小暮卓史(DRAGO CORSE)や野尻も1分39秒台をマークし上位に食い込んだ。

©S.Nakagawa

 様々なセッティングを試していたのと、路面コンディションがあまり良くなかったこともあり、セッション後半は大きな順位変動はなかった。このまま石浦がトップタイムで終えるかと思われたが、終盤になって野尻が新品に近いユーズドタイヤを装着しコースへ。東コースでベストタイムをマーク。ヘアピン、スプーン、西ストレートなどのセクター3ではやや伸びなかったが最終セクターも上手くまとめ上げ1分38秒492を記録。一気にトップに躍り出た。2番手は石浦のままで、3番手には同じく新品に近いタイヤで走った国本雄資(P.MU CERUMO/INGING)が入った。

 注目のストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は15番手、2年目で期待が集まる小林可夢偉(SUNOCO TeamLeMans)は11番手とやや伸び悩む結果に。また昨年の開幕戦ポールシッターの山本尚貴(TEAM無限)はマシントラブルに見舞われ、十分に走り込めず19番手。これまでのテストとは全く異なる勢力図となった。

 トップタイムを記録した野尻も手応えはあったものの明日に向けては課題も残っているとのこと。「乗っていて悪い感触はなかったですが、正直トップ3に入れるかも微妙なラインにると思います。まだまだ本気を出していないところも多いと思いますし、本当に誰が速いのかは明日にならないと分からないと思います」と、慎重な考えを示した。

 注目のスーパーフォーミュラ開幕戦、フリー走行は9時30分から。公式予選は23日14時00分から行われる。

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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