【SF】2016第4戦もてぎ:関口雄飛が初ポールポジションを獲得!

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

2016年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の公式予選が20日、ツインリンクもてぎで行われ、関口雄飛(ITOCHU EXEX TEAM IMPUL)が参戦4戦目で初のポールポジションを獲得した。

午前中のフリー走行は横殴りの雨だったが、午後になると急速に天候回復。ドライコンディションの中で予選Q1がスタートした。今回は新しくソフトタイヤが導入され従来のミディアムタイヤとの2スペック制。しかし各2セットずつの供給ということで、タイムアタックで有利なソフトタイヤをどこで使うのかというのが鍵になった。

1回目は全車ミディアムの新品で登場。今朝が雨だった分、新品タイヤが残っていたのだ。そして2回目では赤い印が入ったソフトタイヤを履いて各車コースインをしていくが、チームインパルは土壇場になって、もう1セット残っているミディアムタイヤでコースインすることを選択。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが1分33秒440、関口雄飛も1分33秒468をマーク。なんとラップあたり1秒速いと言われていたソフトタイヤを履くライバルを上回りワンツーでQ2進出を果たした。

一方、後方では波乱が発生。小暮卓史(DRAGO CORSE)とアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が接触。小暮は満足にアタックできずQ1敗退。ロッテラーはなんとかQ2進出を果たすがサスペンションに影響がいっており緊急交換。それでもトムスのメカニックが迅速な作業をみせ、なんとかQ2出走に間に合わせた。

14台から8台に絞られるQ2では、全車がソフトの新品で登場。ここでインパル勢がどこまで速さを見せるかと思われたが、オリベイラは90度コーナーへのブレーキングで痛恨のタイヤロック。これでバランスを崩し大きくタイムロス。まさかのQ3進出を逃してしまう。さらに小林可夢偉(SUNOCO TeamLeMans)も5コーナーのブレーキング時にタイヤをロックさせてしまいタイムを伸ばせず14番手。さらに中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)もここでノックアウトされてしまった。

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

ポールポジションが決まるQ3は、タイヤ選択が分かれる。進出メンバーのうち石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、山本尚貴(TEAM無限)、中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、そしてロッテラーの4人は一度使用したソフトタイヤでコースイン。こちらの方がミディアムの新品よりタイムが出るという考えだった。一方、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)はミディアムの新品を選択した。

この中で唯一Q1でミディアム新品を投入した関口は、温存しておいたソフトの新品を満を持して装着。1分33秒002を叩き出し、堂々の初ポールポジションを決めた。2番手には石浦、3番手にはサーキットから近い茨城県出身の野尻が入った。

前回の富士から、覚醒したかのような活躍を見せる関口。明日の決勝ではどんな走りをみせるのか、非常に楽しみなところだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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