【SF】2016第6戦SUGO:関口雄飛が今季2回目のポールポジションを獲得!

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©T.Yoshita/KANSENZYUKU

2016年の全日本スーパーフォーミュラ選手権の第6戦SUGO。注目の公式予選は関口雄飛(ITOCHU TEAM IMPUL)が今季2度目のポールポジションを獲得した。

午後になって雲が広がり、気温25度、路面温度29度でQ1がスタート。午前中のフリー走行までは順調にセッションが進んでいたが、ここからSUGO特有の波乱含みの展開になっていく。

20分間のQ1では、大半のマシンが新品タイヤを4セット残し、そのうちの2セットをここで使用する作戦。1回目のアタックではアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップ。そこにストフェル・バンドーン、野尻智紀などDOCOMO TEAM DANDELION RACING勢が2・3番手につけた。開始10分を過ぎてピットに戻り、残り7分のタイミングを見計らってコースイン。そこでハプニングが発生した。

小林可夢偉(SUNOCO TeamLeMans)と山本尚貴(TEAM無限)がピットレーン上で接触。ピットが隣同士の両者は、ちょうど可夢偉が出てきたところに山本が気づかずに交錯。2台がピットレーンをふさぐ形になってしまい、一時大混乱となった。

これで可夢偉はコースインが大幅に遅れ、さらにフロントウイングも接触の影響で破損しており、満足にアタックできず15番手。また山本も残り3分で出て行ったがマシンに不具合を感じすぐにピットイン。19番手という結果になった。なお、この件については山本側が安全確認を怠ったとして5グリッド降格ペナルティが出されている。

さらに波乱はこれだけで終わらず、ランキングトップの国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)もタイムを伸ばせず17番手。Q1でノックアウトとなった。

続くQ2では、ランキング2位の石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)とロッテラーもタイムを伸ばせず脱落。ランキング上位3人が全員Q3に進めないという波乱の展開となった。

そして、最終のQ3では0.001秒単位での争いで盛り上がる。まずはダンディライアン勢の2人がタイムを出し、バンドーンが1分05秒598をマークすると、野尻が0.092秒更新。しかし、その間に中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)が1分05秒544を記録。ホンダ勢が一時トップ3を独占した。

しかしトヨタ勢も黙ってはおらず、その中でも速さをみせたのが関口。今週はインパル勢が走り始めから好調で、特に勢がのっている関口が1分05秒398を記録。中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)も肉薄するが1分05秒416とわずかに足りず2番手。ここでチェッカーとなり、関口の今季2回目のポールポジションが決まった。2番手には一貴、3番手には野尻が続いた。

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

前回の岡山では苦戦を強いられたが、今回は夏の2レースを彷彿とさせるような走り。星野一義監督も彼の頑張りを讃えに、ポールポジション記者会見を出すなどチームも喜びをみせていた。

なお、2番手の一貴はQ1開始時に可夢偉とピットレーン上で接触があり、山本と同様の理由で1グリッド降格ペナルティ。そのため明日は関口、野尻、一貴の順でスタートすることになる。

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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