【SF】2016第7戦鈴鹿:金曜専有走行は雨模様に…中嶋一貴がトップタイム

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

2016年のスーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿。チャンピオン決定の舞台となる鈴鹿サーキットで、金曜日恒例の専有走行が行われた。

今回は12人ものドライバーがタイトル獲得の可能性を残しており、誰がポールポジション、優勝を飾るかでその行方が大きく左右される。

それを占う意味でも今回の専有走行に注目が集まったが、現地はあいにくの雨。終始ウエットコンディションとなったが、逆にヨコハマタイヤでのウエット走行という数少ないチャンスで、来年に向けてのデータ取りも含めて各チームとも精力的に周回を重ねた。

今回のコンディションではVANTELIN TEAM TOM’S勢が好調で、中でも中嶋一貴が1分51秒356を記録しトップ。2年連続チャンピオンを狙う石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が2番手、そして今回がSFラストランとなるストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3番手という結果に終わった。

雨の中でも僅差であることは変わらず、トップ9台が0.8秒以内の接戦。しかし、明日は天候が回復する予報となっており、今日の結果はあくまで参考程度になりそう。明日の朝のフリー走行で大体の流れが見えてきそうだ。

明日の公式予選はQ1でRace1のグリッドが決まりQ3までの総合順位でRace2のグリッドが決定される。

2016スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 専有走行結果
1位中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOMS’)1分51秒356
2位石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)1分51秒541
3位ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
4位ベルトラン・バケット(NAKAJIMA RACING)
5位ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TeamLeMans)
6位関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
7位小林可夢偉(SUNOCO TeamLeMans)
8位アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)
9位ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
10位野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
11位小暮卓史(DRAGO CORSE)
12位中山雄一(KCMG)
13位国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)
14位ジェームス・ロシター(KONDO RACING)
15位塚越広大(REAL RACING)
16位山本尚貴(TEAM無限)
17位伊沢拓也(REAL RACING)
18位ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)
19位中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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