【SGT】2016第3戦もてぎ:フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rが、タイヤ無交換を決め今季2勝目!

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2016年のSUPER GTの最終ラウンドの1レース目となる第3戦決勝が行われ、GT500クラスはNo.24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R(佐々木大樹/柳田真孝)が今季2勝目を飾った。

今回は熊本地震の影響で中止となった第3戦オートポリス大会の代替え戦として、12日(土)に1レース目の予選・決勝を行い、通常の最終戦は13日(日)に行われるという異例のスケジュール。慌ただしい1日になったが、逆にファンとしては週末に2レース楽しめるとあって朝から多くのファンが詰め掛けた。

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今朝の予選では、前日の雨の影響が残り路面はウエット。それでも太陽も顔を出し徐々に乾き始めていくという予想のもので各車がアタック。途中でピットインしタイヤ交換をするチームもいるなど、慌ただしい15分となった。ちょい濡れの難しいコンディションで速さをみせたのがNo.39DENSO KOBELCO SARD RC Fのヘイキ・コバライネン。他を圧倒するかのように区間タイムでベストを更新。最後は1分45秒885を記録し、日本にきて2年目で待望の初ポールポジションを獲得。満面の笑みをみせていた。

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午後の決勝では、スタートを担当した平手晃平がトップを死守し1コーナーを通過。2番手にはNo.36au TOM’S RC Fの伊藤大輔が続く。平手が1周目からペースを上げ、1周目で2.4秒のリードし、そのまま逃げを打っていくかと思われたが、3周目にファーストアンダーブリッジでNo.5マッハ車検86MCがクラッシュ、セカンドアンダーブリッジでもNo.55ARTA BMW M6 GT3がクラッシュ。特に55号車はフロントが大破し、オイルも大量に漏れ出していたが、乗っていた高木真一は無事で自力でマシンを降りていた。

この影響でセーフティカーが導入。8周目にレースが再開されると、39号車にau TOM’S RC Fの伊藤大輔が接近。レクサス同士の白熱したトップ争いが展開された。

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今週末で初のドライコンディションということもあり、各チームとも早めにピットストップを敢行。36号車が先に動き20周終わりにピットイン。ニック・キャシディに交替する。これに39号車も対応し21周終わりでピットインし、ヘイキ・コバライネンが乗り込んだ。

結果的に前に出たのは36号車。これで実質的にトップに立ったかと思われたが、序盤は3番手を走っていた24号車がタイヤ無交換作戦を敢行。これがうまく機能しトップに浮上する。

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レース終盤は、今朝ポールポジションを獲得したコバライネンが活躍。まずは36号車のキャシディの背後に迫り、サイド・バイ・サイドのバトルを展開。キャシディも必死でブロックしたが39周目に突破口を開いたコバライネンが2番手に浮上した。

この時点で24号車との差は6秒以上あったが、1周約1秒のペースで迫っていき、残り5周のところでは1秒後方まで接近。特にブレーキングで一気に間合いを詰めていき、残り2周で射程圏内に。そしてファイナルラップでは0.2秒後方にまで迫った。

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コバライネンはラストチャンスとばかりにヘアピンや90度コーナーで並びかけるが、柳田も優勝をかけて必死に抑え込み、そのままトップチェッカー。第4戦SUGOに続き、今季2勝目を飾った。2位には39号車が入り今季3度目となる2位表彰台。3位には36号車が続いた。なおランキングトップで迎えたNo.1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が9位、同2位のNo.6WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ)は4位に終わった。

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これにより、最終戦を残しての暫定ポイントランキングでは、39号車が61ポイントでランク首位に浮上し、1号車は3ポイント差、6号車は7ポイント差の状態で明日の最終決戦を迎える。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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