【SF】2017鈴鹿合同テスト:1日目午前は関口がトップ、1分36秒台に突入!

©︎KANSENZYUKU

スーパーフォーミュラの公式合同テストが6日、鈴鹿サーキットで開幕。1日目の午前は関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトップタイムを記録した。

先日の鈴鹿ファン感で、すでに各マシンとも走行はしているが、今日からは本格的なテストセッション。曇り空の中、路面はドライコンディションでセッションがスタートした。各車ともに順調に走り始めたのだが、開始15分を過ぎたところでヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がS字出口でコースオフし赤旗中断。しかしダメージも少なく、回収後すぐにセッションが再開された。しかい45分を経過したところで大嶋和也がデグナー2つ目で飛び出し、2度目の赤旗。その再開直後には、マーデンボローはダンロップコーナー入り口でスポンジバリアに突っ込むアクシデントで、このセッションでは3回の中断となった。

赤旗の影響で、なかなかプログラムを消化できないところもあったようだが、残り30分を切ると早くも1分36秒台に突入。昨年チャンピオンの国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が1分36秒821を記録すると、残り2分で関口が1分36秒549をマーク。昨年チャンピオン争いを繰り広げた2人が36秒台を叩き出してワンツーとなった。

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3番手には中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、4番手に石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)と、チャンピオン経験者が続く上位リザルトに。ホンダ勢でのトップは6番手の中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)で1分37秒553。注目のピエール・ガスリーは10番手につけた。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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