10月11・12・13日に鈴鹿サーキットで開催される2013F1日本グランプリ。今年は鈴鹿での開催が25回目という節目の大会となるが、その会場に日本人初のフルタイムF1ドライバーである中嶋悟氏と、現在国内レースを中心に活躍する息子の中嶋一貴、大祐兄弟が3人揃って来場することが決定した。
これまでも国内のレースシーンやイベントなどで親子の共演は何度かあったが、F1日本グランプリの舞台で3人揃っての登場は初めて。期間中はトークショーや恒例のF1マシンデモ走行などに参加する予定。またGPスクエアでは中嶋悟氏が1987年から1991年までの5年間、F1の舞台で乗ったマシン5台全てが展示される予定。その中で実走行可能なロータス101(1989年)、ティレル019(1990年)はデモ走行でも使用される。
鈴鹿サーキットに初めてF1日本GPが開催された1987年からフル参戦を始めた悟氏。2度の6位入賞を果たすなど、今でも往年のファンには記憶に残る熱い走りを披露していた。長男の一貴は現在、国内最高峰のスーパーフォーミュラ、SUPER GTに参戦する他、WEC(世界耐久選手権)にもスケジュールの合間をみてスポット参戦。彼も鈴鹿サーキットが改修され再び日本GPの舞台となった2009年に母国凱旋レースを行なっている。次男の大祐はF1経験こそないものの、SRS-F出身で今年はスーパーフォーミュラ、SUPER GTで活躍中。特にスーパーフォーミュラではテストから調子が良く、今季は優勝争い加わってくる可能性も十分にあり、注目が集まっている。
当日は走行セッション以外に、中嶋親子によるトークショーやデモランなどのイベントからも目が離せない。
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