東京・青山のホンダ本社ビルでマクラーレン・ホンダのF1参戦発表会見が行われた10日、本社ビル前には歴代のホンダエンジン搭載F1マシンがズラリと展示。1980年代に輝かしい成績を残したマクラーレン・ホンダMP4/4を中心に懐かしのマールボロカラーのマシン5台が展示された他、第1期で優勝したRA272、また第3期でジェンソン・バトンが優勝に導いたRA106も展示された。
中でも注目を集めていたのが昨年末アブダビで現行パワーユニットでは初のテストを行なったマクラーレン・ホンダMP4-29H/1×1。日本でもニュースとなって多くのメディアに取り上げられた話題の1台が青山の交差点に登場したと会って通行人などの注目を集めた。
また、記者会見の会場内にはショーカーではあるがMP4-30が展示。夕方からのファンミーティングでも当選して会場に入れたファンに公開された。
また夜には、特別にライトアップされ、仕事帰りで目の前を通りかかったサラリーマンやOLがマシンを囲みスマートフォンなどで写真撮影する姿が良く見られた。特に40代、50代の方々は第2期の赤白のマシンの思い出が多いようで、予想外の懐かしいマシンとの再会に笑みを浮かべている人も少なくなかった。
なお、これらの特別展示は10日のみ限定で行われたものだが、3月7・8日に鈴鹿サーキットで行われるモータースポーツファン感謝デー「HondaF1復活祭」でも一部の車両が展示、デモランを行う予定。こちらも見逃せないイベントだ。
これでも数々の成績を残してきた伝統あるホンダが、今年はパワーユニットサプライヤーとしていよいよF1に参戦。再び「H」のマークが来月、F1世界選手権の舞台に帰ってくる。
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