【SUPER GT】第4戦SUGO:他を圧倒する速さで ENEOS SUSTINA SC430がPP獲得!

『Photo:SHIGE』
『撮影:SHIGE

SUPER GT第4戦SUGOのスーパーラップが行われ、ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也)が午前中からの好調さを維持し、ポールポジションを獲得した。

本来は14時30分からGT300・GT500の順でスーパーラップが始まる予定だったが、コース上のアスファルトが破損し、状況の確認作業などで20分遅れてのスタートとなった。

GT500クラスでまず速さをみせたのがKeePer Kraft SC430(国本雄資/アンドレア・カルダレッリ)。ウエイトハンディが2kgと軽い35号車、アンドレア・カルダレッリが1分1分15秒537の好タイムをマーク。さすがにウエイトハンディが大きくなっている上位陣はタイム更新をすることができない。その中で素晴らしいアタックを見せたのがMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ミハエル・クルム) の本山哲。さすが名手という走りで1分15秒191をマークし、暫定トップに立つ。

続くカルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)のJ・P・デ・オリベイラは1分15秒422で届かず、残すは今朝から好調のENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也)のみ。アタッカーはベテランの伊藤大輔。前半セクターで遅れたものの、後半セクターで0.4秒取り返し、1分14秒978のコースレコードでポールポジションを獲得した。

『Photo:SHIGE』 『Photo:SHIGE』
『撮影:SHIGE

これでレクサス勢のPPは今季2回目で、アタックした伊藤大輔自身にとっては2007年鈴鹿(当時ARTA NSX)以来のPP、チームとしても2004年SUGO以来のPPとなった。

前回のセパンで3位に入るなど、確実に上り調子ではある。明日も炎天下でのレースが予想されるSUGOラウンドで伊藤と大嶋はどんなレースを見せてくれるのか、楽しみだ。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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