【SF】2013第1戦鈴鹿:フリー走行1回目は山本尚貴が最速、トップ14台が1秒以内!

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いよいよ開幕戦を迎えた2013年の全日本選手権スーパーフォーミュラ。早速、午前9時05分からフリー走行1回目が1時間に渡って行われた。

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晴天に恵まれドライコンディションとなった鈴鹿サーキット。グリーンシグナルと同時に各車が続々とコースイン。マシンのチェック走行に加えて予選・決勝に向けてのセットアップを行った。今回スポット参戦し注目を集めている佐藤琢磨(TEAM無限)も早速コースイン。序盤から何周か連続走行をし、マシンの確認を行った。琢磨をはじめ各ドライバーともに3月の公式合同テストで鈴鹿は走りこんでおり、そこでのデータを元にさらにセッティングを煮詰めていく作業が行われた。

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また開幕戦で2013年仕様のカラーリングがお披露目になるチームもあり、早朝から訪れたファンを釘付けにしていた。

このセッションでトップタイムを記録したのは山本尚貴(TEAM無限)。合同テストで小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が叩き出した1分36秒台には、コンディションの影響により届かなかったものの、1分38秒127と昨年のコースレコード(1分38秒700)を早くも更新。2番手に松田次生(TEAM IMPUL)、3番手に伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と続いた。また全19台中トップ14台が1秒以内にひしめく僅差。おそらく午後の公式予選では、Q1から激しいタイムアタックバトルが観られることは確実だろう。

琢磨は1分38秒775で12番手タイム。順位的に見るとパッとしないが、山本とのタイム差はわずか0.6秒と僅差。予選では上位進出のチャンスも十分あり、一発勝負のタイムアタックに期待したい。

注目の公式予選は13時50分からノックアウト方式で争われる。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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