【WEC】2013第6戦富士:決勝レースは大雨により、いきなり赤旗中断

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

2013年のWEC(世界耐久選手権)の第6戦が静岡県の富士スピードウェイで18日(金)に開幕。フリー走行、予選日とドライコンディションになったが、決勝日を迎えた20日(日)は朝からあいにくの雨となった。

朝は比較的弱い雨だったため、予定通りグリッドへの試走とスタート進行が行われたが、スタート時刻が近づくに連れ雨脚が強くなり10時57分にセーフティーカー先導によりスタートが切られた。しかし、雨はさらに強まるばかりで、スロー走行ながらコースオフするマシンが続出。上位陣のLMP1クラスのマシンもコースに留まっているのが精一杯という雨量だ。

これによりスタートから20分が経過したところで赤旗が出され、トップの1号車アウディが8周を終了したところで決勝レースは中断されている。

WECの場合は、赤旗になっても残り時間の時計が止まることはなく、12時15分現在で残り時間は4時間40分少々となっている。この後、午後1時ごろに天候が回復する見込みで、それを見計らってレース再開ができるようにしたいとWEC広報もコメント。今年のWEC富士は序盤から大波乱の展開となっている。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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