2015シーズンのF1開幕に向け、いよいよ各チームの新車発表の時期がやってきた。全チームの先陣を切って報道陣の前でお披露目をしたのはフォース・インディア。メキシコシティで21日、発表会が行われた。
メキシコは1992年以来となるF1開催で盛り上がっており、会場には地元メディアをはじめ世界中からフォトグラファーやジャーナリストが集まり、発表会の様子はチームの公式サイトを通じてライブ配信された。
会場にはチーム代表のビジェイ・マリヤをはじめ、今シーズン仕様のレーシングスーツを身につけたセルジオ・ペレス、ニコ・ヒュルケンベルグも登場。2人のドライバーによりアンベールされ、新車VJM08がお披露目された。
まず驚いたのは、カラーリングの大幅な変更。これまでチームの母国であったインドの国旗をイメージしたものになっていたが、黒とシルバーがベースとなるデザインに変更。これについてマリヤは「最初は我々も白ベースのカラーリングだったが、今年は黒とシルバーにすることによってよりなめらかで攻撃的な印象を与えられると思う」と語った。
今年もフォース・インディアでドライブするペレス。念願の母国レースが実現する年になる。また今回の発表も地元スポンサーが多いメキシコシティで開催され、「本当に信じられない気分、嬉しいに尽きるよ。F1にデビューしてからメキシコ開催の話も聞いていたけど、ついに叶うという感じで楽しみ」と終始笑顔。ヒュルケンベルグ「昨年の経験を生かして今年はさらに攻めていきたい」と語っていた。
なお、2月1日からのヘレス合同テストには、旧車のVJM07で走行。新車のコースデビューは2月中旬に行なわれるバルセロナテストになりそうだ。
『記事:吉田 知弘』
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