【WTCC】2015日本ラウンド開催地はツインリンクもてぎで合意、9月12・13日に開催

©KANSENZYUKU

 株式会社モビリティランドは23日、2015年のFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)の日本ラウンドを栃木県のツインリンクもてぎで行うことを発表した。

 これまで日本ラウンドは同社が運営する鈴鹿サーキット(三重県)で開催されてきたが、今年は初のもてぎ開催となる。鈴鹿とは異なり長い直線からフルブレーキングで進入していくコーナーが多く、WTCCならではのサイド・バイ・サイドのバトルが楽しめせそう。なお日程は9月12・13日だ。

 今回の発表についてモビリティランドの曽田裕社長はリリースで「この度、2015 年の WTCC のツインリンクもてぎ開催について合意し、開催を決定いたしました。ツインリンクもてぎのロードコースは、EEL から WTCC の魅力をより引き出すコースとして評価を 受けており、我々はこの世界最高峰のツーリングカーレース開催によって、ツインリンクもてぎの 魅力をさらに多くのモータースポーツファンにお届けできると確信しています。ツインリンクもてぎ開催にあたり、ご理解ご協力をいただいた EEL を始めとする関係各位に、 心から感謝いたします」とコメント。

 EELの運営担当役員であるフランソワ・リベイロ氏「WTCC にとって日本の新たなホームグラウンドともいえる場所を、もてぎに見いだしました。MotoGP でも使用されるロードコースは、ツーリングカーにとっても高いレベルのレースができます。 このもてぎのコースレイアウトであれば、オーバーテイクなどの接近戦が確実に期待できるでしょう。 9月半ばという気候のよい開催時期でもあり、私たち WTCC は多くの人たちに足を運んでいただくため、日本のスポンサーと共に、東京近郊でのプロモーション活動に力を入れてまいります」と述べた。

 首都圏からも近いツインリンクもてぎ。F1やWECなどでは見られない超接近戦バトルが繰り広げられることで有名なWTCC。チケット概要等の発表はまだないが、是非足を運んで現地観戦していただきたいイベントの一つだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事

  1. 2019-5-12

    【2019F1日本GP】2019日本GP期間中のキャンプサイト予約受付が5月16日(木)9時からスタート

    5月19日(日)の観戦券販売開始に先立ち、レースウィーク中に利用できるキャンプサイトの予約受付が…
  2. 2019-2-23

    【2019F1日本GP】F1日本グランプリ 民間駐車場予約開始!

    2019年10月に開催されるF1日本グランプリの民間駐車場の予約が早くも始まった! 場所は、鈴鹿…

最近の記事

  1. Rino Onodera 2024年 AUTOBACS SUPER GT Rd.1『OKAY…
  2. Rino Onodera いよいよ、2024年シーズンのSUPER GT開幕戦が4月13〜1…
  3. 画像:鈴鹿サーキット いよいよ2024年のF1日本グランプリ開催が近づいてきました。例年より…
  4. いよいよ開幕が近づいてきた2024年のF1日本グランプリ。観戦チケットをゲットした多くの方…
  5. いよいよ2024年のF1日本グランプリ開催が近づいてきました。例年より開催時期が変わり、4…

カテゴリー

アーカイブ

SPECIAL SITE

*

*

ページ上部へ戻る