【F1】2015バーレーンGP:レースレポート

©Pirelli
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 2015年のF1世界選手権第4戦バーレーンGPの決勝が、日本時間の19日深夜にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。

 今年もナイトレースとして開催されたバーレーンGP。ライトアップされたスターティンググリッドにトラブルにより出走を見合わせたジェンソン・バトン(マクラーレン)を除く19台が整列した。

 ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデス)、2番手にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)というマレーシアGPと同じ最前列の顔ぶれ。スタートではグリップが効くアウト側のメリットを生かしハミルトンがそのまま1コーナーへ。ベッテルが2番手に続く。2列目争いを制したキミ・ライコネン(フェラーリ)が3番手を勝ち取り、早くもメルセデス2台の間にフェラーリ勢が割って入る展開となった。

 しかしスタートでは出遅れた形となったニコ・ロズベルグ(メルセデス)もすぐに追い上げを開始。4周目にライコネンをかわすと、2位ベッテルにも接近。9周目にパスし2位浮上。はやくもメルセデス勢がワン・ツー体制を取り戻した。その間にハミルトンが少しずつリードを広げ10周目には5.3秒差にする。

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 今回ピレリはソフト・ミディアムの2種類を用意。ピット戦略も2ストップが主流のオーソドックスなものに。メルセデス勢は14周目にロズベルグ、15周目にハミルトンが入り、それぞれソフトからソフトに交換。フェラーリの2台もタイヤ交換を済ませ追い上げにかかる。

 中盤スティントは順位変動のないままこう着状態となったが、ベッテルが2回目のストップで逆転。なんとかシルバーアローのワン・ツー阻止にかかった。しかし35周目の最終コーナーでミスしロズベルグの再逆転を許してしまう。さらにコースオフした際にフロントウイングを破損。緊急交換のため再びピットインを余儀なくされ、表彰台争いから脱落してしまった。

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 このままでの順位でフィニッシュかと思われたが、終盤にライコネンが猛追を開始。実は彼だけ中盤スティントでミディアムタイヤを選択。終盤にソフトで一気にペースを上げ、まずはロズベルグに接近。残り3周で2位の座を手に入れる。そのままハミルトンにも接近したが、残り周回が足りずそのままチェッカー。早くもハミルトンが今季3勝目を手にした。2位にはライコネン、3位にはロズベルグが続いた。

 注目のマクラーレン・ホンダ。今回はバトンが出走できない事態に陥ったが、フェルナンド・アロンソが14番手から粘り強い走りを披露。ポイント圏内にはあと一歩というところで届かなかったが、11位でチェッカーを受けた。

 これで開幕戦から続いた遠征ラウンドは終了。ゴールデンウィーク期間を経て次回は第5戦スペインGPが5月8〜10日にカタロニア・サーキットで開催される。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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