【SGT】GAINER、2016年も2台体制…注目の新GT3マシンも導入!

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 2015年のSUPER GT(GT300クラス)でダブルタイトルを獲得したGAINERが1日、2016年の参戦体制を発表した。

 昨年は大胆にマシンを分けるという体制で臨んだGAINER。エースカーの11号車は平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組のメルセデスSLS AMG GT3で、4度の表彰台を獲得。10号車はアンドレ・クートと千代勝正のコンビで日産GT-R NISMO GT3でエントリー。千代がブランパン耐久シリーズで出られない分は富田竜一郎がフォローし、全戦でポイントを獲得。2勝を挙げる大活躍で最終戦を待たずにクートのシリーズチャンピオンが決定。同時にGT300チームタイトルも獲得した。

 今年も2台体制は変わらず、引き続き田中哲也監督がチームを指揮。10号車は新しく0号車に生まれ変わりGT-R GT3を引き続き使用。しかしドライバー体制については後日発表予定の日産・NISMOの体制発表に合わせるとのことで現在はまだ未定扱い。おそらくクートが残留することは確実とみられている。

©T.Yoshita/KANSENZYUKU ©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 一方、エースカーである11号車は昨年発表された話題の新FIA-GT3マシン「Mercedes-AMG GT3」を投入。大幅なパフォーマンスアップが図られていると噂のマシンでGT300タイトル獲得を目指す。ドライバーは引き続き平中、ビルドハイムのコンビとなる。

 Mercedes-AMG GT3はすでにグッドスマイルレーシングも使用を決定しており、その他にもBMW、アウディ、ランボルギーニ、ポルシェなど新しいFIA-GT3カーが今年は続々とSUPER GTに登場予定。さらにハイレベルな争いが期待される。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る