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【2016鈴鹿ファン感】アレジ親子がF1で対決!ジュリアーノはFDAスーツを披露!
- 2016/3/13
- モータースポーツファン感謝デー, 鈴鹿サーキット
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12日に開幕した2016鈴鹿ファン感にゲストとして来場しているジャン・アレジ、ジュリアーノ・アレジ親子がF1マシンに乗って対決するという夢のようなイベントが実現した。
今年も元F1ドライバーのジャン・アレジと息子のジュリアーノ・アレジが親子で鈴鹿ファン感に登場した。女優の後藤久美子さんとの間に生まれた子どもとして昨年は話題を集めたジュリアーノ。2015年はFIA-F4フランスシリーズに参戦し活躍。今年は早くもGP3シリーズにステップアップする。さらに先日はフェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーに加わることになり、早速その赤いレーシングスーツで登場。父のジャンもかつてはフェラーリのエースだっただけに、今後親子2代そろってのフェラーリF1ドライバー誕生という日も来るかもしれない。
そんなジュリアーノだが、昨年も披露してくれた流暢な日本語を今年はトークショーでも挑戦。本人曰く「難しくてうまくしゃべれない」と語るが昨年以上に流暢になっている印象だった。ただ満員に埋め尽くされたスタンドでトークショーを行うのは初めての経験でイベント前は緊張していたとのこと。そこは父のジャンが上手くフォローしていた。
そして、いよいよ走行の瞬間。今回ジャンは1987年F1日本GP優勝マシンのフェラーリF187をドライブ。ジュリアーノは父が現役時代に乗っていたティレル019に乗り込んだ。ここ数年は中嶋悟氏が乗っていたカーナンバー3が登場していたが、今回はジャン仕様ということでカーナンバー4のものが登場。同じ019でも貴重なシーンとなった。
本来ならスタートから対決モードになるのだが、F1の走行は初めてで、鈴鹿サーキットの走行に慣れていないジュリアーノを思ってか、最初の1周はジャンがペースを抑えて先導。F1マシンに乗りながら息子に鈴鹿の走り方を教えているような感じだった。
それでも1周するとジュリアーノも感覚をつかみ、一気に父を抜かして先行。今とはまったく違うマニュアルミッションのマシンを操りS字を軽快に駆け上がっていた。もちろん、ジャンもピッタリと付いて行き、今度は後ろから息子の走りを見守る。これから1人前になっていくジュリアーノをお膳立てするかのような働きをジャンがしているかのような印象だった。
こうして対決と言いつつも夢のような競演が終了。マシンを降りた2人は笑顔で抱き合い、2人で鈴鹿をF1で走ったという事に喜びを感じていた。なお、明日も1日のイベントの最後に2人が登場予定。今度は対決モードで走るのか、それともどのような展開が待っているのか。明日の走りも見逃せない。
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