【SF】2016第7戦鈴鹿:間近で観て、会えるラストチャンス!バンドーンのSFラストランを見逃すな!

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

いよいよ今週末鈴鹿サーキットで開幕する2016全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦「第15回JAF鈴鹿グランプリ」。開幕戦から注目を集めていたストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)にとっては国内ラストレースとなる。

2015年にGP2シリーズを制し、今季はマクラーレン・ホンダのリザーブドライバーと兼任してスーパーフォーミュラに参戦。将来は確実にF1に行くドライバーということでファンや関係者も注目。またライバルたちは「簡単には勝たせない」と、さらにモチベーションを上げていた。

本来なら来シーズンからのF1デビューで話が進んでいたがF1第2戦バーレーンGPでドクターストップがかかったフェルナンド・アロンソに変わって参戦。いきなり10位入賞を果たした。さらにSF開幕戦ではいきなり予選4番手に食い込み、決勝では3位表彰台を獲得。その後も勢いは止まらず第3戦富士ではポールポジション獲得。第5戦岡山のRace1では見事優勝を飾るなど、実力だけでなく経験も必要と言われるスーパーフォーミュラで、次々とトップの座を勝ち取り、明らかに世界トップレベルに通用するドライバーだということを世界中のファン、関係者に証明するレースを見せた。

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そして9月に2017年からマクラーレン・ホンダからフル参戦が正式発表。同時にスーパーフォーミュラはさう所で最後のシーズンとなる。

ご存知の方も多いと思うが、F1ではドライバーからサインをもらうチャンスなども限られているため、彼に直接会えるチャンスも来季以降は減るだろう。しかしスーパーフォーミュラでは土・日の2日間でピットウォークが開催され、わずかな時間だがバンドーンも登場する。直接彼にエールを贈れる、ある意味最後のチャンスだ。

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またF1よりもコーナリングスピードが高いSF14で鈴鹿を攻める最後のレース。1、2コーナーやS字、そしてスプーンなど、彼がどんな走りを見せてくれるのか、こちらも見逃せない。

逆転チャンピオンの可能性も残しているバンドーン。29日の予選、そして2レース制となる30日の決勝をどのように締めくくるのか?非常に注目が集まる。

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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