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【SF】2016第7戦鈴鹿:逆転2連覇へ前進!石浦宏明が2レースともポールポジション
- 2016/10/29
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2016年のスーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿。注目の公式予選が行われた。
今回はQ1の順位がそのままRace1のスターティンググリッドに反映され、Race2は通常通りQ3までの総合結果が適用される。そのため普段はトップ14台に入ればよかったQ1も、各車上位グリッドを目指してフルでアタック。またチャンピオン争いでも1ポイントをめぐる戦いになっており、いきなり激しいタイムアタック合戦となった。
その中で好調だったのが2年連続チャンピオンがかかっている石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)。特に2回目のアタックで一気にタイムを上げ1分37秒453をマーク。これにチームメイトの国本雄資も続きセルモ・インギングがフロントローを独占。3番手には野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入った。
ランキング首位を快走する関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は、まさかの苦戦を強いられ13番手。これでRace1のグリッドが決まってしまうため、明日は後方グリッドからのスタート。しかも途中ピットストップのないスプリントになるため、かなり苦しい展開に。総合結果で決まるRace2のグリッドでは辛くもQ2進出を果たしたが、その後もタイムを伸ばすことができず13番手でノックアウトとなってしまった。
そのQ2でもセルモ・インギングが好調。今度は国本がチームメイトを圧倒しトップ通過。石浦もしっかり2番手に食い込みワンツー体制を堅持。3・4番手にはストフェル・バンドーンと野尻のダンディライアン勢。5・6番手にベルトラン・バケットと中嶋大祐のNAKJIMA RACINGが続き、7・8番手には中嶋一貴、アンドレ・ロッテラーのVANTELIN TEAM TOM’S勢となり、なんと4チームがそれぞれ並んでのQ3進出となった。
そしてRace2のポールポジションが決まるQ3では、タイムアタック合戦がさらに白熱。まずは国本は1分37秒224をマークするが、石浦はさらに上回り1分37秒026を記録。これでポールが決まりかと思われたが、バンドーンが途中まで全体ベストをマーク。しかし、後半セクターで石浦のタイムを上回れず1分38秒031。たった0.005秒差で石浦が2レース連続ポールポジションを獲得した。2番手にはバンドーン、3番手には国本となった。
これにより、一気に2ポイントを稼いだ石浦が21ポイントとなり現時点でランキング4位に浮上。トップの関口とは7ポイント差に迫った。
前回SUGOでは思わぬ苦戦を強いられただけに、予選後は安心したような表情もみられ「昨年はポイントリーダーで、すごく苦しい最終戦を過ごしましたが、それからすれば気持ち的にもプレッシャーにはなっていないし、実際にビハインドの状態で来て、追うものの強みというか思い切ってやるだけです。昨年よりかは気楽です」とコメント。明日は大逆転でのチャンピオン決定もありえそうだ。
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