【2017鈴鹿8耐】スタート4時間経過:ヤマハファクトリーが堅実な走りでトップ快走

©︎KANSENZYUKU

2017“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会は、注目の決勝レースがスタート。現在、4時間を経過してNo.21YAMAHA FACTORY RACING TEAMがレースをリードしている。

雨の心配もあったが、曇り空のドライコンディションでレースがスタート。ホールショットはNo.11カワサキTeamGREEN(レオン・ハスラム)が奪うが、No.634MuSASHi RT HARC PRO.Honda(高橋巧)がダンロップコーナーでトップに浮上。そこにNo.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行)が2番手となり、序盤から3メーカーによる接近戦のバトルが展開されていく。

しかし、序盤からスプーンコーナー方面で雨が降り始め、2周目にはNo.12ヨシムラ スズキMOTULレーシング(津田拓也)がヘアピンで転倒を喫してしまい後退。11番カワサキのハスラムもペースが上がらず、16周を過ぎたあたりから21番ヤマハファクトリー(中須賀)と634番ハルクプロ(高橋)の一騎打ちとなる。

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周回遅れのマシンに引っかかった隙をついて中須賀がトップに躍り出るが、すぐに高橋が抜き返すなど、第1スティントから一進一退の展開となっている。

1時間を経過したところでセーフティカーが入り、3番手以下が位置関係の関係上で大きく差が開くことに。これでヤマハファクトリーとハルクプロによる一騎打ちがさらに白熱していく。

第2スティント以降も、順位を入れ替えながらのバトルを続けていくが、71周目に634番ハルクプロ(中上貴晶)が転倒。すぐに走行を再開しピットに戻ってくるや約1周近いタイムロスとなってしまった。

これで後続との差が1分以上になり、楽な展開となった21番ヤマハファクトリーは、3人とも堅実かつハイペースで周回を重ねており、4時間経過時点で5番手以下を周回遅れにしている。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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