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【FormulaNippon】第3戦オートポリス(決勝):塚越広大が初優勝!ダンデライアンがワン・ツー・フィニッシュ!
- 2012/5/27
- Formula Nippon
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フォーミュラ・ニッポン第3戦オートポリスの決勝が27日、大分県のオートポリスインターナショナルサーキットで行われ、ポールポジションからスタートした塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が終始トップを快走し、初優勝を飾った。
気温22度で晴天に恵まれたオートポリス。自身2度目となるポールポジションからスタートした塚越は、順調に1位で1コーナーを通過。2位の松田次生(TEAM IMPUL)が出遅れ、4番手スタートの伊沢拓也(DOCMO TEAM DANDELION RACING)が2位を奪い、序盤からダンデライアンの1-2体制でレースが進んでいく。
一方、後方でスタート直後から波乱が起き、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)、嵯峨宏紀(TOCHIGI LeBeausset Motorsports)、折目遼(SGC by KCMG)が絡むアクシデントが発生。2戦連続で表彰台フィニッシュを果たしてきたデ・オリベイラが早々にリタイヤを余儀なくされる。また、12周目には第2戦もてぎで勝利したアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)がマシントラブルでこちらもリタイヤ。現在ランキングトップの中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)も上位争いになかなか食い込めず厳しいレース展開を強いられる。第3戦オートポリスは優勝候補が次々と脱落していく波乱のレースとなった。
トップを快走するダンデライアン2台は、ライバル達とは異なりレース後半まで給油せずに引っ張る作戦を選択。37周目に伊沢、39周目に塚越がピット作業を終えるが、後続に十分なリードを保ってコースに復帰。特に塚越は序盤からチームメイトであり先輩の伊沢を引き離す快走をみせ、ゴールまで1度もトップの座を脅かされる事のないまま、嬉しい初優勝のチェッカーを受けた。
2位には、そのまま伊沢が入り、ダンデライアンがワン・ツー・フィニッシュを飾り、強さを見せつけた。3位にはロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)が入り、フォーミュラ・ニッポン復帰後で初の表彰台を獲得。
昨年のオートポリスでもPPかスタートしていながら、優勝できなかった塚越。また開幕戦鈴鹿でもマシントラブルで100%の走りができず、昨年のオートポリス同様に中嶋一貴にトップを奪われてしまった。
パルクフェルメに戻ってきた塚越は満面の笑みをみせ、悲願の初優勝をチームと共に喜んだ。
『記事:吉田 知弘』
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