【FSC】今年も11月16〜18日に開催!シーズン最後のスプリントバトルを観戦しに行こう!

国内を代表するSUPER GT、フォーミュラ・ニッポンのシリーズ戦も終了したが、今年も11月に「特別戦」として両カテゴリーの真剣勝負を観戦する機会「JAF Grand Prix SUPER GT & FormulaNippon FUJI SPRINT CUP 2012」が来週の16〜18日に開催される。

 

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【今年もSUPER GTとフォーミュラ・ニッポンが2本立て!初心者にも分かりやすいスプリント勝負!】
 

いつもは別々の日程で開催されているSUPER GTとフォーミュラ・ニッポンが同日開催される、今シーズン唯一の大会。今までF1やWECなど世界選手権のレースは観に行っていたものの、国内レースにも興味があるという方は必見の1戦。また通常のシリーズ戦ではタイヤ交換や給油などのピット作業があり、このタイミングが勝敗を左右する大きな鍵となる。逆にこの“ピット戦略”のシステムが難しく、なかなか初心者のファンにとって「よく分からない」と現地観戦に一歩を踏み出せない方も多かったかもしれない。しかし今回の富士スプリントカップは22周一本勝負。タイヤ交換やドライバー交代の義務はなくスタートからゴールまで全てコース上でのバトルで勝敗が決するというシンプルなルールとなっている。

 

またSUPER GTに関しては各チームに所属するドライバーを1人ずつ分けて、土曜・日曜の2日間に決勝レースを行う。こちらも通常のシリーズでは見られなかった「土曜日に決勝レース」というシーンが観られるのも、富士スプリントカップの魅力の一つだ。

【今回もF・ニッポンに佐藤琢磨が参戦!】
 

今年も米インディカー・シリーズで大活躍した佐藤琢磨。アメリカでのシーズンが終了し現在はフォーミュラ・ニッポンにTEAM無限からスポット参戦中。第6戦SUGO、第7戦鈴鹿(RACE2)でトップ10入りを果たしている。その琢磨がこの富士スプリントカップにも参戦。2レースを終え改善点も見つかってきたという琢磨。本人も「今年インディ・ジャパンがない分、フォーミュラ・ニッポンでの3レースは僕にとって“凱旋レース”日本でサポートしてくれたファンの皆さんの前で良いレースをしたい」と意気込んでいる。その琢磨の生の走りを観られるチャンスだ。

【憧れのドライバーにも会えるイベント満載!】
今年も富士スプリントカップの会場内では様々なファンイベントが用意され、普段はなかなか見られないレーシングカーを間近で見ることができたり、憧れのドライバーに会ったり、サインを貰うチャンスもある。

 

そのイベントが土・日に開催されるピットウォーク。レース期間中は限られた関係者とチームスタッフしか立ち入る事ができないピットレーンが開放され、ガレージでメンテナンス中のマシンを間近で見ることができたり、この時間を利用してドライバーもピット前に出てきてサイン会などファンサービスに応じてくれる。また出走するSUPER GT、フォーミュラ・ニッポンの車両がグリッドに整列し、実際のスタート前のグリッド上の緊張感をファンにも体験してもらおうと「オールグリッドウォーク」も開催される。こちらも専用のパスが必要で完売間近となっているが、マシンが並ぶグリッド上を歩くことが出来るという普段は絶対に体験できないイベントなど、今年も土・日を中心に盛りだくさんの内容となっている。

また場内ではドライバートークショーも予定されており、普段は聞くことのできないドライバーのプライベートな話やレースでの裏話を聞くチャンスもある。

いよいよ来週に迫った富士スプリントカップ。今年も観戦塾では事前情報を含め当日の現地レポも行なっていく予定。レースには興味があったけれど、勇気がなくてサーキット観戦に踏み出せなかったというファンの皆さんにとっては初めての現地観戦でも十分に楽しめる内容となっている。

是非、来週末お時間が空いている方は、ご家族・友人、恋人を誘っていただいて富士スピードウェイに出掛けてみてはいかがだろうか。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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